ミニクーパーですが走行距離が1万キロを超え、フロントタイヤの溝が減ってきたのでタイヤのローテションをする事にしました。
スタッドレスタイヤから夏タイヤに履き換えるタイミングに併せてローテーションをすれば割安になりますが、単にローテションを店に頼んだ場合の料金は2,000円前後の様です。
タイヤを外して付けるだけで2,000円は無いだろうと思い自分でやる事にしました。
(オートバックスの作業工賃: http://www.autobacs.com/static_html/srv/pit/tirewheel.html)
ガソリンスタンドでホイールバランスの調整をしてもらった時に、ホイールナットを締め忘れるといったあり得ないようなミスや、タイヤ交換で方向性タイヤの回転方向を逆に付けられたりといった経験があるので、2度とスタンドで整備を頼むつもりはありません。
タイヤ交換の作業は前の車でパンクした時に数回やっているので、やり方は問題は無いと思います。
でも、自分でやるとなると体力を使い、しかも4本となると結構面倒くさそうです。
手間を考えると、カーショップでやってもらうか微妙なところです。
タイヤのローテションの順番ですが、駆動方式/タイヤの種類によって以下の方法で行うのが一般的です。
特に方向性が決まっているタイヤでクロスローテーションをして逆に付けつけてしまうと、雨の日に水が捌けなくなるので非常に危険です。
FF車はフロント側をリヤに、FRの場合は逆になります。
理由は良く分かりません。
最近のラジアルタイヤは癖が出来にくいとはいっても、駆動系の方のタイヤは摩耗が激しく交換によって回転方向も変わるので、いきなり左右を取り替えない方が良い為かな?
外した車軸には一時的にスペアタイヤを使用するのが良いかと思います。
その場合、前後交換の場合のジャッキアップは6回、クロスローテションの場合は5回で済みます。
ただ、クロスローテーションに関しては色々と風説もあり、左右のバランスが悪くなるという話もあるので、一般タイヤでもクロスさせずに前後だけを交換する事にしました。
ホイールの取り付けは規定の力でボルト(ナット)を締める必要があります。
いい加減だと揺るんでねじ山が壊れてナット(NINIの場合はボルト)が回らなくなったり、締めすぎでボルトに強い力がかかりすぎて折れてしまったり、最悪の場合には走行中にタイヤが外れてしまう事もあるので要注意です。
MINIのホイールボルトの締め付けトルクは140Nmで、国産車よりも高めの様です。
ボルトサイズはM14-P1.25 17HEX-60°テーパーです。
車載工具はパンク修理の応急的なものなので、このレンチではどれ位で締まっているか見当も付きません。
ホイールの締め付けには、トルクレンチやインパクトレンチの様な締め付け値が測定可能なレンチを使います。
今回使用するのはプリセット型のトルクレンチで、BAL 2059 トルクレンチ 12.7mmという安価な物です。
トルクレンチは高価な物だとウン万円もするので、一般の人が使うのであればこの位でも十分では無いかと思います。
BAL 2059のトルク設定範囲は30~180N・m、アルミホイール対応の薄型で17, 19, 21mmのソケットとエクステンションバーが付属しています。
プリセット型の場合には、あらかじめ目的のトルクにメモりを合わせます。
ホールボルト(ナット)を締めていき、設定値になるとカチッと音がするので、そこで締め付けを終了します。
確認の為に更にもう一回カチッとするまで締め付けたくなりますが、ダブルチェックといって設定値よりもトルクが高くなってしまうので、やってはいけない事です。
年末の休みに入り時間も出来たので、ローテションをいざ実施しようとおもったら、思わぬ問題が・・・・・・
スペアタイヤの外し方が分からず説明書を見ていると、MINIのタイヤローテーションはやらない方が良い事が分かりました。
アクスル間のホイール交換
走行特性に影響を及ぼす場合がありますので、フロント ホィールをリアに取り付けたり、またはリア ホィールをフロントに取り付けたりしないでください。
アクスルって何?と思いましたが、車軸の事だそうです。
BMWはタイヤのローテーションは推奨していない様です。
ディーラーは休みなので聞くことが出来ず、やっても問題ないのか確認ができません。
せっかく準備して、やる気になったのに・・・、ちゃんと説明書を読んでおくべきだった。
24時間対応のカスタマサポートに聞くのも気が引けるの、確認が取れるまでローテーションは見合わせます。