
アメリカの「暴走族」といえば、かつては「ヘルズエンジェルス」のように、
ハーレーダビッドソンを駆る白人バイカーたちが、
週末、ハリウッドからマリブビーチまでを集団走行するのが名物のようになっていたけど、
10年ほど前に映画『THE FAST AND THE FURIOUS』が公開された頃から、
日本の走り屋文化の影響を受けた黒人やスパニッシュの若者たちが、
日本製バイクにまたがって集団走行するタイプのものが増えています。
そんな彼らは、昔の日本の「暴走族」とは異なって、
ある程度の交通ルールは守りながら、ときどき爆音をたてたり、
ウィリーや曲芸のような乗り方をしながら集団走行を楽しむと言った行動をとっています。
日本人から見ると、やってることや見た目は「暴走族」という感じではありませんが、
完全に交通違反行為を行ってることは間違いなく、
警察の停止を振り切り街中やハイウェイを走りまくってる悪質なものだったりします。
現在、この行為は年々激しさを増してることで、ある種の社会問題にまでに発展しています。
また、ヨーロッパから派生した「ストリートファイター」系のバイクカスタムも、
これによりメジャーなものになっている気がしますね。
とにかく、運転技術を競うものでYouTubeなどの動画サイトからも本人たちが撮影した動画が配信されてて、
結構、見てても危険な運転をしています。
中には愛する人にプロポーズをサプライズ演出したかったライダーが、
高速道路のど真ん中を仲間の手助けを得て片側5車線の10号線をしばし占拠、
ピンクのスモークと共に感動的な結婚の申し込みを行った動画なども、
YouTubeに投稿されており、なんと世界で29万人以上の閲覧を獲得している状況だったりします。
日本人からすればなかなか理解しがたいことですが、
日本の4輪によるドリフト走行などの影響を強く受けてることを考えると、
本家を凌ぐパフォーマンス集団と考えざるえません。
どこかカッコ良くも見えるアメリカの暴走族ですが、
迷惑をかけてることに変わりはないので、真似をしてはいけませんね!(笑)
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