オートバイの「頂点を極める」って言葉を発するライダーがよくいますが、
オートバイを極めるって一体何を持って言ってるんでしょうか?(笑)
例えば、最高峰の「高級なバイク」に乗れば極めたことになるんでしょうか?
それとも、走りを磨き「速さ」を追求することで極めるんでしょうか?
はたまた、ビンテージの珍しいバイクを「所有する」ことで極めたと思うのでしょうか?
または、大掛かりな「フルカスタム」を施すことで極めたと言うんでしょうか?
正直、ボクにはその「オートバイを極める」の意味が良く分かりません。(笑)
どこまでだと「極めた」ことになるのか?
人より「頭一つ上に出た」って何を基準に言ってるんでしょうか?
ボクが一般的に考えると、例えば小型125ccのバイクに乗ってる人より、大型1.000ccのバイクに乗ってる人の方が、
バイクを極めてると言うことなのでしょうか?
それとも、国産バイクじゃなく海外の「ハーレーやドゥカティ」の様なステータスを得れば極めたことになるのか?
う〜ん、これら全ては「良いものを所有する」と言う発想ですが、このことでオートバイを極めたと言うのが果たして正しいのか?
または、運転技術を磨いて人より「上手く」バイクを操作できれば極めたことになるのでしょうか?
いやいや、全部違いますね!(笑)
ボクは、オートバイに「究極や極める」って言うことはないし、逆にあってはならない気がします。
ただ、バイク雑誌やネットがキャッチコピー的にタイトルに使ってるだけで、そう焚きつけてるだけだと思うんですよね。
同じバイク好きでも、人によって向かう方向は違います。
なので、ある意味言うなら一人一人が究極であり「自分なりの極め」ってのがあるのが正解な気がします。
極端な話、盆栽ライダーも徹底して盆栽に徹してれば、それはそれで究極です。(笑)
所有することで極めるとか、走りで極めるとか、それはそれぞれの価値観で判断することで、
世間的に「彼はバイクを極めている」なんて、一体誰が言ってるのか?って話です。(笑)
極めるって結局、ライダーの中にあって「優劣を付ける」言葉ですが、
バイクにそんな上下関係なんて存在しません。
キャリアの長い人、初心者、返り咲き、いろんな人がいますが全てバイクにあっては「立場は同じ」です。
どんなカタチにしろバイクが好きであれば、そこに上下関係なんてなくて、みんな公平じゃないでしょうか。
いたずらに「究極」とか「極める」って言葉を使うのはやめた方が良いですね!(笑)
我は250の2ストから1340ccのフラッグショップに乗りましたが、まだまだ極めたとは思っていません。どのバイクに乗っても新しい感動?楽しみが有り、少々のケガも自分の腕の未熟さを感じたと思い、乗り続けています。今は三輪車でフラッグショップとの違いを楽しんでいます。
前に読んだ本で「諦める」との言葉を「明らかに極めた!!」との解釈をする事も学びました。
バイクに乗り続けられる感謝と体力を維持しないといけないと思う気持ち、余計なこと考えず走りたいと思ってます。
参考になれば幸いです。一緒に走れればって思いでのアドバイスとなれば~(*⌒▽⌒*)
まさに同世代ですね!コメントありがとうございます。
こう言った素晴らしい意見を聞けて嬉しいです。(笑)
ボクとはまた違った経歴を持ち、
オートバイを色々な方向から楽しんでる方の発言は非常に高い説得力を感じます。
還暦近いライダーです!もそうですね。
ボクの周りには色々なタイプのライダーがいて、中には「優劣」を付ける人がいます。
趣味に対して「勝ち負け」にこだわっているんですよね。
もちろんそんな人の話を真剣に聞くことは出来ませんが、
オートバイと言う趣味には、どこかそんな上下関係を気にする人がいる…
それを嘆いて書いた回だったと思います。(笑)
ありがとうございます。