現在、大型バイクに関して国内販売されてるバイクは最高速が180kmまで、
パワーに関しても逆輸入車に比べ、抑えているのが現状だったのですが、
今年あたりから新しく販売されるモデルに関して、その「自主規制」を撤廃する方向にむかう様です。
要するに国内販売の車両でも「フルパワー化」されるということです。
この事に関しては販売向上と仕様変化を無くすることで、作り分けを解除し、
全て同一のフォーマットで生産するメリットを考えたものだと言われています。
まずは、この2月に販売開始されるカワサキ「NinjaH2 SX」からスタートする様ですが、
他のメーカーに関しても、新型車に関して「同じ方向」で進んで行くとされています。
この傾向は良いとか悪いとでは無く、魅力の拡張にあるので、
ライダーからは受け入れられること間違いないと思われます。
また、中排気量以下に関してもパワー制限の撤廃も同時に検討されており、
400ccクラスの53ps、250ccクラスの40psに関しても排気量内で、パワー制限を無しとする可能性がある様です。
バイクにとってパワーは大きな「魅力」です。
使う使わないに問わず、それだけの仕様である事が重要で、
まさに、それ自体が「魅力」となっているからです。
今までも国内での自主規制は多く存在していました。
改造に関する規制、運転免許に関する規制、大型バイクの排気量に関する規制などなど。
少しずつではありますが、それが「緩和」されて行く傾向は昔からあったんですよね。
目的は「魅力の向上」で、販売台数を上げることが目的とされています。
オートバイの新車販売台数は年々、減少してる傾向です。
それを食い止める策として「自主規制」を緩和する方向を考えているんですね。
当然、そうなると乗り手の「モラルが問われる」事になるのですが、
ライダーの「平均年齢」を考えると十分にクリア出来る気もします。
とにかく、ライダーからすれば有難い話だと言えそうですね!(笑)