先週、全国会長会議で東京に行って、そのまま個人的な用事もあって4日間東京にいて帰ってきたら、ガクッと疲れてしまいました。年だなぁ、と痛感するとともに、のんびりとした生活で体も心もなまってることを感じて考えさせられてしまっています。
疲れたのは、もちろんまず第一に「体」なのですが、いろいろと考えさせられて疲れた、ということもあります。その中には、かなり個人的な問題も含まれているのですが、それはさておき、調査士会関係のことについて。
会議での、日調連の執行部、全国の会長さんの話を聞いて私が思ったのは、「内向き」な考え方ではダメなんじゃないか、ということです。全体的に厳しい状況が続くと、どうしても考え方が内向きになりがちです。一方では、自分たちに都合のいいように「外部」を動かせばいいじゃないか、という「前向き」な「内向き」になったり、他方では物事がうまくいかない原因は「内側」に問題があるからだ、と「後ろ向き」な「内向き」になってしまう、というようなことです。
でも、それじゃダメなんだと思います。
・・・ダメなのは、わかってるんだけど、この「内向き」体質を変えていく、というのは大変なことだな、とか、すっかり疲れてしまって力が出てこないな、とか・・・、ついつい自分自身が「内向き」になってしまいもするのですが、それでは、いけませんね。しっかりと、「外」=「社会」を見て、そのなかにおける自分たちの針路を考えていかなければ、と思い直しているところです。今後、もう少しまとめて、そういう話をして行けるようにしたいと思っています。(・・・という「予告編」で、今日のところはおしまい。)
面白い考え方ですね。
だけど「外」=「社会」は「外向き」でしょうか?
政治、行政組織はどこも所属組織の発想や利益に埋没していないか?
今日社会の中枢を占めている「自分さがし」や「自分らしさ」、「個性」に執着する世代。
それは日本人が現実感覚を失っていく兆候に他ならないと指摘する人もいます。
制度の将来とか理想とか求める前に、自分のいますべきこと、やれることをやるだけなのでしょうか。
疲れるという感覚、これは本物だとおもいます。