宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

みやぎ農業未来塾「地域農業紹介講座」を開催しました

2024年05月07日 15時13分32秒 | ②新たな担い手の確保・育成

令和6年4月26日、当普及センターを会場として、みやぎ農業未来塾「地域農業紹介講座」を開催しました。

講座では宮城県農業大学校1年生7人が出席し、当普及センターから管内の地域農業の概況、普及センターの仕事内容及び役割、就農支援等について説明した後、意見交換を行いました。

 出席した学生からは、地域農業について、東日本大震災前後の営農の変化や、これからの農業に求められる資質等、多数の質問があり意欲的に学習する姿が印象的でした。また、意見交換では、農業大学校で学びたいこと、将来の目標等を発表していただきました。卒業後の進路を見据え、目標を持ち、農業大学校で学んでいこうとする姿勢が見受けられとても頼もしく感じました。

当普及センターでは、今後も農業大学校と連携しながら地域の担い手の確保及び育成に努めてまいります。

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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令和6年度「JA古川子実用とうもろこし播種実演会」が開催されました

2024年05月07日 14時30分17秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 JA古川主催による「子実用とうもろこし播種実演会」が令和6年4月19日に開催されました。JA全農とJA古川が大崎市で取り組む子実用とうもろこしの大規模栽培実証が3年目を迎え、生産者や関係機関の出席により一層の収量向上支援のひとつとして開催されたものです。

 令和6年度のJA古川管内の子実用とうもろこしの生産は、28組織で107ha(令和5年は30組織で106ha)の栽培を予定であり、目標平均収量700㎏/10a(令和5年実績:567㎏/10a)の達成を目指します。このため、重要なポイントとなるのが苗立ち確保(目標7,000本/10a 令和5年度比100本増)であり、7,400粒/10aを播種することの徹底が確認されました。当実証を通じて、JA古川は、子実用とうもろこし、大豆、水稲乾田直播体制の3年3作輪作体系の確立により、担い手の所得向上を目指しています。

 普及センターとしても令和5年度からプロジェクト課題に取り上げ、関係機関と連携しながら、生産者の技術の確立と定着に向け取組を支援しています。

 

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 

 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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幻のメロン「クールボジャ」の栽培が始まりました

2024年05月07日 14時08分33秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年4月、岩沼市の農事組合法人林ライスにおいて、全国でも一部地域のみで栽培されている幻のメロン「クールボジャ」の定植が始まりました。同法人では、高齢化により栽培を断念した相野釜ハウス園芸組合から施設等を譲り受け、園芸組合の元組合長の指導のもと令和5年度から栽培に取り組んでいます。

 昨年度は、譲渡されたハウス12棟(約40a)のうち6棟で栽培しましたが、全ての予約注文に応じきれなかったことから、今年度は12棟全てに作付けしました。

 4月上旬から3回に分けて定植が行われ、4月末現在、概ね順調に生育が進んでいます。すでに100件以上の予約注文が入っており、同法人では、6月中旬からの収穫・出荷に向けて、より一層丁寧な栽培管理に取り組んでいくこととしています。

 普及センターでは、同法人が安定的な生産が可能となるよう、「クールボジャ」の栽培マニュアルの作成を支援していきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 

 

 


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春の青空の下、麦類現地検討会が開かれました。

2024年05月07日 09時05分52秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

4月中旬、美里管内の各地域では麦類の現地検討会が開催されました。15日の涌谷町の現地検討会は、晴天に恵まれ、うららかな日差しの下で行われました。

 

 小麦標準栽培では、越冬後に3回の追肥を行います。今回は、減数分裂期追肥に向けて、草丈、茎数、幼穂長などを確認し、生育に合わせた追肥時期等の検討を行いました。春先から暖かい日が続いていることから、生育が旺盛なほ場が大半でしたが、予想以上に出穂が早まりそうな状況となっており、参加者から「早速機械の準備をしなければ」「春は暖かいと忙しい」とうれしい悲鳴?があがりました。

 

 畦畔では、参加者同士で麦の検討を行いながら、水稲の作業進捗や苗の生育についても情報交換するなど、充実の春のひと時でした。

 

<問合せ先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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水稲乾田直播栽培試験展示ほ現地検討会が開催されました

2024年05月07日 08時41分39秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

 令和6年4月16日(火)に、JA全農みやぎが水稲乾田直播栽培の栗原地域での取り組み推進を図るため、栗原市金成地区に設置した試験展示ほで現地検討会を開催しました。水稲乾田直播栽培に関心のある生産者をはじめ、栗原市やJA新みやぎの職員約60人が参加しました。

 検討会では、農研機構東北農研センター水田輪作研究領域の研究員から「栽培のポイント」について、クボタアグリサービス株式会社仙台事務所仙台担い手推進部の職員から「パワーハロー、グレーンドリル播種機、鎮圧ローラーの特徴と作業のポイント」について説明が行われました。

 展示ほの設置に協力した営農組合は、初めて乾田直播栽培に取り組むこともあり、真剣に説明を聞いていました。また、参加した生産者も、近い将来の取組に向けて興味深く聞いていました。

 実際の播種作業は4月20日に実施されました。

普及センターでは,今後も生育調査に基づいた情報の発信など、乾田直播栽培の収量・品質の安定生産に向けて支援してまいります。

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    

TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144


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