平成27年12月6日(日)に,丸森町舘矢間まちづくりセンターで第1回お米食味コンクールと講演会が開催されました。
この催しは,消費者の求める高品質・良食味米として「丸森町産ブランド米」を確立し,米生産者の生産意欲の高揚と生産技術・所得向上を図ることを目的に今年から開催されました。
第一部は,町内で生産されたお米の審査が行われました。1次審査では整粒歩合等の外見,2次審査は食味計による審査を経て,3次審査は,1,2次審査を通過した各品種の玄米について審査委員による食味官能審査が行われました。「こしひかり」「ひとめぼれ」「つや姫」の各品種から金賞を選び,金賞の中からグランプリを選出しました。グランプリには,小斎地区の伊藤昭一さんが選ばれ,次年度に開催される国際食味コンクールに丸森町代表として出品される予定です。
第二部は,東京でお米を販売している株式会社 山田屋本店の代表取締役社長 秋沢淳雄氏による「首都圏の消費者が求めるお米とは」をテーマに講演が行われました。現在の消費動向からこれからの販売について,実際の取り組みをお話いただきました。
初めての取り組みでしたが,町内の生産者の関心は高く,次年度の米の生産に向けて意欲が沸いたようです。
普及センターでは,関係機関と連携を図りながら丸森町の米品質向上に向けて,技術的支援を継続して行っていきます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第一班 TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138