宮城県の北西部、大崎市岩出山地区にある「あ・ら・伊達な道の駅」は集客数や販売額が全国トップクラスの道の駅で、農産物直売所には季節ごとの新鮮な野菜などが並びます。
あ・ら・伊達な道の駅の運営主体である株式会社池月道の駅と普及センターでは、直売所へ出荷する生産者の所得向上を目指し、令和3年度から2か年にわたり、プロジェクト課題「直売所と連携した中山間地域でのぶどうの生産・販売」を展開してきました。その結果、直売所へ出荷する生産者は徐々に増えてきていますが、植栽後間もない生産者も多いため、プロジェクト課題終了後も継続して技術指導を行っています。令和5年5月9日にはその一環としてぶどう「シャインマスカット」の春期作業に関する講習会を開催しました。
品質の高いぶどうを生産するための春期作業として、花穂整形、無核化処理(種なしぶどうにする作業)、新梢管理などがありますが、普及センター職員が講師となり、これらの作業について講習を行いました。
普及センターでは、今後も時期ごとに講習会を開催し、品質の高いぶどう生産に向けた支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910