令和6年2月20日、JA名取岩沼ハウス胡瓜部会の促成胡瓜現地検討会が開催され、部会員、関係機関合わせて約20人が参加しました。
部会員のうち、法人1件、個人生産者3件のほ場を巡回し、それぞれの生育状況を確認しながら、今後の管理について検討を行いました。12月中旬から1月中旬にかけて定植を行っているほ場では、暖冬の影響もあり、生育は順調に進み、収穫が始まっていました。1月中旬以降に定植を行っているほ場では、整枝、誘引が丁寧に施され、もうすぐ収穫を迎える状況となっていました。次第に春が近づき日射量が徐々に増える中、急な高温や、低温となる中、ハウス内の環境を整える上で細やかな管理が必要となっています。
講師を務めた埼玉原種育成会の松本氏からは、今後の温度や湿度管理のほか、樹勢を維持するための肥培管理等について御指導いただき、普及センターからは病害虫防除の徹底、高温対策等について指導しました。
普及センターでは、今後も関係機関と連携し、きゅうりの収量向上と安定生産に向けて支援していきます。
<連絡先>宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143