宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

飼料用トウモロコシの展示ほの生育状況について

2021年08月18日 11時00分27秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 大河原管内では生産性の高い飼料用とうもろこし奨励品種の普及拡大を推進するために,展示ほを設置しています。展示ほでは,宮城県の奨励品種であるスノーデント125T(SH2821)及びゴールドデントKD777NEWを作付しています。7月28日に管内の展示ほにおいて飼料用作物展示ほの検討会が行われました。今年は例年に比べて梅雨が短く,高温が続いたため,生育が早まっている可能性があるものの,生育は順調であることを確認しました。
 写真は8月12日時点の2品種です。スノーデント125TはRM125の中生種,ゴールドデントKD777NewはRM127の中生種です。RMとは、Relative Maturity(相対熟度)の略で、とうもろこしの早晩性を表す数値として、アメリカを中心に使われています。播種は両品種とも5月14日で,現在は雄穂及び雌穂が出穂しています。
 普及センターでは飼料用作物の増産に向け今後も調査を行い,技術支援をしていきます。


〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左:スノーデント125T,右:ゴールドデントKD777NEW

 


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