
令和7年4月8日にJA新みやぎあさひな大郷支店において、ほうれんそう部会大郷支部の研修会が開催され、主力の部会員9名が参加しました。
研修会では、普及センターが講師となり、「ほうれんそうの高温対策」をテーマとして、高温期の生育障害の要因や日射量などの気象条件を踏まえた対処方法について解説しました。あわせて、これまで遮光資材として一般的に使われていた黒寒冷しゃに代わる、機能性が付加された遮光・遮熱資材について光透過の特性や適切な使用法などを紹介しました。
特に令和5年から6年の夏季は以前よりかなり高い気温で推移しており、生産現場では初期の発芽不良や生育停滞が散見し、大幅に生産量が低下したハウスも見受けられています。今回の研修会を契機として、遮光・遮熱資材を活用した高温対策が導入されることで、高温期の生育障害の軽減および出荷量の増加が期待されます。