宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「(農)フォレストウインド津山」で小ぎくの定植が行われました。

2012年05月14日 11時00分19秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 農事組合法人フォレストウインド津山は,地域の水田農業の担い手として位置づけられた特定農業法人であり,これまで直播技術の導入等による水稲及び飼料米の低コスト生産に取り組んできました。
 今年から法人のさらなる経営発展に向け,収益性の高い園芸作物として露地での小ぎく導入による周年労働の確立と地域雇用の拡大を目指すこととしました。
 小ぎくはほ場整備地区内に約40aの作付け地を確保し,4月末から5月初めにかけ8月出荷用の定植作業を行いました。法人の担当者からは「これだけの面積で取組むのは初めての経験で開花時期がうまく合うか不安はあるが,出荷が今から楽しみ。」との声も聞かれ,期待を持って取り組んでいます。
 普及センターではプロジェクト活動の一環として稲の低コスト化を図る上で中核技術となる直播の定着や露地ぎく栽培における基本技術の早期習得のため技術支援を行うとともに,地域との新たな連携に向け,農用地利用改善組合や法人が取り組む組織活動に対し,関係機関・団体と連携して支援していきます。

〈連絡先〉
 宮城県登米農業改良普及センター
  宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-8603
  FAX:0220-22-7522

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