宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JA新みやぎあさひなりんご部会の現地検討会が開催されました

2021年07月06日 07時45分01秒 | ④園芸産地の育成・強化支援
 JA新みやぎあさひなりんご部会の現地検討会が6月29日に開催され,部会員4名が参加しました。
 当日はそれぞれの園地を巡回しながら,栽培管理や生育,病害虫の発生状況等の確認を行いました。各園地では4月の低温により霜凍害が発生し,着果量が不足している状況でしたが,果実肥大は良好であり,病害虫の発生もあまり見られませんでした。しかし,着果量が少ないと,樹の生育が旺盛になりやすく,枝が混み合うため病害虫防除の効果が落ちること,受光体制が悪くなり来年産の花芽に悪影響を及ぼすことが懸念されます。そのため,枝の誘引や新しく伸びた枝の剪定などの管理方法を中心に指導をしました。
 参加者同士で各園地の管理状況や生育状況について意見交換が行われ,自分の園地の管理方法を見直す良い機会となったようです。普及センターでは今後も情報提供や技術指導を行い,果樹の安定生産を支援していきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374,FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp
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