宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

水稲種子生産ほ場の予備審査を行いました

2021年07月29日 09時39分53秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援
 登米管内では,JAみやぎ登米水稲種子採種組合が,約66haの採種ほ場で水稲の種子を生産しています。
 県は「主要農作物種子条例」に基づき,「ほ場審査」と「生産物審査」を行っており,令和3年7月15日には,「ほ場審査」に先立ち,主に採種ほ場内と周辺のほ場にばか苗病の罹病株がないかどうかの確認を行いました。
 採種ほ場から生産される種子は県内の農家に供給され,翌年の稲作に使われるため,種子生産は非常に重要となります。そのため,種子の基準は,種子伝染性の病虫害種子を含まないこと,発芽率90%以上などと厳しく定められています。
 特に,ばか苗病は種子伝染性の病害であり,稲の出穂時期に感染すると採種した種子が罹病種子となってしまうため,事前にほ場を確認し,発生があった場合除外することが必要です。
 普及センターでは,今後2回の「ほ場審査」等を通じて,優良種子の安定供給が図られるよう支援してまいります。

  <連絡先>
   宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
   〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
   電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522  
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