宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

丸大いもプロジェクト会議が開催されました。

2022年01月13日 17時39分03秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和3年12月21日に大谷公民館において丸大いもプロジェクト会議が開催されました。
 丸大いもは,気仙沼市本吉町大谷地区で栽培された馬鈴薯で,海に近い特徴を活かし,海藻類を肥料として栽培されたもので,戦後,品質の良さから日本一と評されたこともありました。その後,北海道等大産地に押され,生産量は激減しましたが,道の駅「大谷海岸」と栽培農家が「丸大いも」を復活させようと,令和元年から復活プロジェクトに取り組み始めました。
 プロジェクト会議では令和3年度販売状況の総括等について報告があった他,普及センターから馬鈴薯の病害対策やブランド化に取り組むためのポイント等について説明しました。
 道の駅「大谷海岸」は東日本大震災後,仮設店舗で営業していましたが,令和3年3月にリニューアルオープンしました。「丸大いも」も含めて,気仙沼市は確実に復興の歩みを進めています。
 気仙沼市を訪れる際は,道の駅「大谷海岸」のFacebookを是非御確認ください。楽しくて美味しい情報を御紹介しています!
   道の駅「大谷海岸」Facebook:https://www.facebook.com/ooyakaigan.miyagi5/

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606


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令和4年産りんごのスタートを切る! りんごせん定研修会

2022年01月13日 14時03分20秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和4年1月12日(水),栗原市高清水福塚にて,栗原市果樹連絡協議会のりんごせん定研修会が開催されました。
    
せん定はその年のりんごの作柄を左右する重要な作業です。
栗原市果樹連絡協議会では,毎年この時期にせん定の研修会を実施し,会員相互の技術の研鑽に努めています。
    
令和3年産りんごは,4月の降霜により,収量,品質ともこれまでにない大被害を被りました。
「令和4年産は良いりんごを作りたい」,「うまいりんごを消費者の方々へ届けたい」という思いで,せん定の研修にも力が入ります。
幸いに,令和4年産りんごの花芽の着生状況は良好なことから,生産者はりんごが樹になる姿を描きながら作業を進めることができるほか,古い枝を新しく力のある枝へ更新しやすく,良い樹体を形成できそうです。
    
これからの季節,寒さ厳しい中ではありますが,品質の良いりんご作りに向け,生産者達の技が光ります。

 

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班     
TEL:0228-22-9404/FAX:0228-22-6144


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あ・ら・伊達な道の駅,視察研修会開催

2022年01月13日 13時48分42秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和3年12月23日にあ・ら・伊達な道の駅の視察研修会が,名取市と仙台市にて開催されました。
 あ・ら・伊達な道の駅ではぶどう「シャインマスカット」の生産・販売の拡大に向け,令和3年からプロジェクト事業として取り組んでいます。今回の視察研修では午前中に農業・園芸総合研究所で行われたせん定講習会で,苗木から成木までの実際の姿とせん定方法を見学し,続いて,午後にJRフルーツパーク仙台あらはまでもぎ取りを行っている施設や生産状況を視察しました。
 参加者の多くは約1年前に苗木を植え付けたばかりですが,より早く,そしてより多くの収穫と販売が出来るようにと,栽培管理について積極的に質問をしていました。
 普及センターでは今後も関係機関と連携し,地域の活性化に向けたぶどう「シャインマスカット」の生産と販売を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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