宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

やもといちご生産組合現地検討会に参加しました。

2021年11月11日 14時32分01秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

  やもといちご生産組合は,石巻管内で主要ないちご部会の一つでありいちご栽培の重要な担い手となっています。現地検討会ではほ場7か所を巡回し,その後に総合検討を行いました。定植を終えて1ヶ月以上が経過しほとんどのほ場で頂花房の開花が見られ,炭酸ガス処理,電照を開始しています。定植後天候が良かったことで,生長が進んでおり,収穫開始が例年より前倒しになると考えられます。やもといちご部会は環境制御技術の関心が高い生産者が多く,今年度は5つのほ場で測定装置を入れる予定となっています。そこで,普及センターからはこまめに環境データをチェックすることで,平均気温を15℃ほどに保ち,夜温があまり高くならないような温度管理を心掛けるよう指導を行いました。
   普及センターでは今後も定期巡回指導等を通して,いちごの収量および品質の向上を支援していきます。

 

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第二班
 TEL:0225-95-1435   FAX:0225-95-2999


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令和3年度宮城県農林産物品評会 水稲(うるち玄米)の部で農事組合法人みのり(石巻市北上)が「農林水産大臣賞」を受賞しました!

2021年11月11日 12時25分46秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 

     

              農林水産大臣賞を受賞された                            JAいしのまき本店にて行われた 
                 農事組合法人みのりの皆様                               宮城県農業協同組合会長賞の授与式
               (左から3人目:理事 岡栄裕氏                        (左:代表理事 千葉昭悦氏
               中央:代表理事 千葉昭悦氏                  右:JAいしのまき組合長 松川孝行氏)
                右から3人目:山下徹朗氏)

 令和3年11月8日(月),令和3年度宮城県農林産物品評会の農林水産大臣賞表彰状授与式を,宮城県東部地方振興事務所にて行いました。本品評会は,農業者の生産意欲の高揚と生産技術の向上を図り,農林産物の生産振興に寄与することを目的に,10月23日,24日に「せんだい農業園芸センター」で開催されました。
 石巻市北上の農事組合法人みのりは「ササニシキ」と「だて正夢」の2品種を出品しました。その結果,水稲(うるち玄米)の部にて,「ササニシキ」で1席となり農林水産大臣賞及び知事賞1等,「だて正夢」で3席となり宮城県農業協同組合会長賞及び知事賞3等を受賞しました。
 なお,宮城県農業協同組合会長賞についてはJAいしのまき本店にて授与式が行なわれました。
 東日本大震災で津波の被害を受けた同法人ですが,本年度全面復旧を果たし,水稲96ha,大豆6.2ha,野菜30a,オリーブ4haを栽培しています。今回受賞した玄米は被災した北上のほ場で栽培しており,増収や品質を高めるため,耕畜連携により有機物を投入し,長年土づくりに取組んだ成果が実りました。
 4度目の出品で念願の第1席農林水産大臣賞を受賞しました農事組合法人みのりのササニシキは,令和4年の新嘗祭へ献穀することになります。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 

 


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みやぎ農業未来塾地域交流講座果樹編を開催しました

2021年11月11日 12時25分46秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 大河原農業改良普及センターでは,管内の若手果樹後継者を対象に,農業技術,経営管理,流通・経営戦略等を学び,仲間づくりを進めるため,令和3年10月27日に登米市で,「みやぎ農業未来塾地域交流講座果樹編」を開催しました。

 本講座には,大河原管内のほか,亘理地域と登米地域の若手果樹生産者11人が参加し,登米市のりんご園経営者3人の園地の視察研修を行いました。1か所目は,ジョイントV字型樹省力栽培の導入により作業性及び経営向上を図っている取組み,2か所目は,早期摘蕾・摘果等による高品質果実栽培の取組み,3か所目は,直売所を核とした販売戦略を展開している取組みについて研修を行いました。

 登米市内のりんご生産者で登米地域果樹産地協議会を設置し,果樹経営支援対策事業を活用して,新技術を導入するなど,りんご生産にかける産地の勢いが感じられました。また,総合検討では各産地の病害虫防除や販売方法などについて積極的な情報交換を行い,産地間の交流が深まりました。

 今回の地域交流講座は,若手果樹後継者が他産地の栽培技術や販売戦略について知る良い機会となり,今後,各自の栽培や経営の改善に役立つことが期待されます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

 
視察研修


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みやぎ農業未来塾「農業力資質向上講座」を開催しました

2021年11月11日 10時03分48秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和3年11月8日(月),当管内でいちごを栽培する新規就農者等を対象に,いちご栽培管理技術の向上を図るとともに,新規就農者相互の交流を推進することを目的とした「農業力資質向上講座」を開催しました。

 今回は,管内で栽培されている主な3品種(「もういっこ」,「にこにこベリー」,「とちおとめ」)を栽培する先進経営者を訪問し,栽培管理等に関する視察研修を行いました。

 当日は,20名を超える新規就農者等が参加し,視察研修先では,栽培管理や施設設備等に関する活発な意見交換が行われました。

 普及センターでは,引き続き,現地指導等により新規就農者の支援を行ってまいります。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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