気仙沼市の階上地区で栽培しているいちごは,震災により約9割の施設が被害を受けました。昨年度,新たに3名が営農開始し,「階上いちご」に活気が戻りつつあります。
5月14日,JA南三陸と普及センターの共催で,親株の現地検討会を開催しました。生産者同士でほ場を巡回し,活発な意見交換が行われました。普及センターからは,今後の親株管理や,病害虫防除について情報提供を行いました。
今後,6月末から7月上旬にかけて,親株に発生したランナー(匍匐(ほふく)茎)から子苗を採取し,9月上旬まで育苗した後,栽培棟に定植する予定です。
普及センターでは,定期的に現地検討会を開催し,階上いちご復興に向けて支援していきます。
<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
0226-29-6044