4月28日に川崎町主催のいちじくとキウイフルーツの栽培講習会が開催されました。
川崎町では2年前にいちじくとキウイフルーツの導入を進めており,定植後3年を迎え,今年度は果実が収穫できる年となりました。そのため,今回の講習会では剪定・芽かき・摘果・病害虫防除・収穫までの一連の栽培管理について説明しました。そのうち,いちじくの部では重要害虫のカミキリムシ対策,キウイフルーツの部では鳥獣害被害(猿による食害)が話題となりました。
いちじく園地ではカミキリムシ被害を確認
キウイフルーツ栽培講習会の様子
参加者からは「収穫まで害虫対策を徹底し,おいしい甘露煮を作りたい」,「今年はネットを張り巡らせ,キウイフルーツが猿に食べられる前に人間が食べる」といった収穫に期待する感想がありました。
普及センターでは販売に向け,果樹の安定生産と高品質化を目指した栽培技術の向上を引き続き支援します。
〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター
TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138