七ケ浜町では,津波被災農地の復旧工事が進められ,25年度は66haの水稲作付が可能となりました。普及センターでは作付に先立ち,先般栽培講習会を開催しましたが,生産者の間に土壌や用水の塩分に関しての不安があったことから,水稲の活着試験を行うことにしました。
作付再開予定農地の土壌に,それぞれEC値が違う各地の用水を使い,3月26日に植え付けを行なって経過を観察しています。今回の活着試験を行うにあたっては,徳島県の普及教育課の方に水稲苗の提供をいただき,被災地支援で出来たつながりで実現できました。
今後,活着の状況を調査し取りまとめ,生産者に活着した稲の姿を見てもらうことで,安心して水稲栽培に取り組んでいただけるように活動していきます。
〈連絡先〉
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