宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

水稲作付再開に向けた活着試験

2013年04月11日 14時07分02秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

 七ケ浜町では,津波被災農地の復旧工事が進められ,25年度は66haの水稲作付が可能となりました。普及センターでは作付に先立ち,先般栽培講習会を開催しましたが,生産者の間に土壌や用水の塩分に関しての不安があったことから,水稲の活着試験を行うことにしました。
 作付再開予定農地の土壌に,それぞれEC値が違う各地の用水を使い,3月26日に植え付けを行なって経過を観察しています。今回の活着試験を行うにあたっては,徳島県の普及教育課の方に水稲苗の提供をいただき,被災地支援で出来たつながりで実現できました。
 今後,活着の状況を調査し取りまとめ,生産者に活着した稲の姿を見てもらうことで,安心して水稲栽培に取り組んでいただけるように活動していきます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8320
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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