栗原市の瀬峰農場=瀬峰地区循環型農業推進会議(会長:大内一也氏)は,平成23年11月26日に「第40回日本農業賞」の「集団組織の部」大賞受賞記念報告会を瀬峰公民館で開催しました。東日本大震災の発生で3月12日に東京で行われる予定であった表彰式が中止になり,後日賞状とトロフィーが送られてきたことから,お披露目を兼ねて開いたものです。報告会には,小野寺五典衆議院議員,県農協中央会の菅原章夫会長など来賓の他,市内外から関係者約80人が出席しました。
大内会長が「瀬峰農場は瀬峰農場100年物語をキャッチフレーズに地区全体で循環型農業に取り組み,次世代へ継がる農業の基本となる土づくりに努めてきた。後継者が定着していることが取り組みの正しさを示す証であり,審査員に高く評価していただいた」と挨拶,その後審査経過の報告があり,来賓から多くの祝辞をいただきました。また,栗原普及センターでは平成19年~21年度,プロジェクト活動として同地区の耕畜連携による循環型農業づくりを支援しており,これまで活動に関わった普及センター職員も多数出席しました。
報告会終了後,地場産品ほふんだんに使った料理を囲んで懇親会が行われました。瀬峰農場産つや姫を使い,職人が会場で握ったお寿司やかぼちゃのムースなど瀬峰農場の味を満喫しつつ,これまでの苦労や今後の夢を語り合いました。
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
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