クライミング日記

クライミング初体験3日前から今日までのごくごく私的なクライミング日記。と、番外編で山行日記。

Yosemite 2004/09/20 Mon

2004-09-20 23:59:59 | ChapⅡBigRock2004
今日は、SunnysideBenchへ。
まずは、5.8のルートをTRで、ウォーミングアップ。と、思ったら落ちた。ひょえぇぇぇ、怖い!でっかいフレーク沿いにアンダーからレイバックへ。力ずくで登る。
次は、5.7のクラックをフォローで登る。一箇所、ちょっとバランスが悪いところがあるが、ハンドジャムが決まりまくる綺麗なクラックである。んと、昨日も感じた事だが、小川山にはちょっとないクラックだ。無理矢理表現すると、蜘蛛の糸(5.11c)のように、綺麗に割れているクラックのサイズがハンドジャムって感じか?気持ちよく登れた。
隣では、無道さんが5.10cのクラックと戦い中。ロワーダウンしながら、隣を覗き込む。第一関節まで、指が入ってるのかなぁ?って所で、カムのセット中である。怖い!あんな事を、出来る日が来るんだろうか?お見事、オンサイトである。

お昼を食べて、SwanSlabにお引越し。同行者がGrant’sCrack沿いに5.9のクラックを登りはじめると。。。雷?ウソォォォ!あられが降ってきた。信じられない。。。YosemiteVillageのお店に避難である。今日もこれでお終いか?なんだか、嵐を呼ぶ女だって事を、自分で認めたくなってきた。
様子を伺っていると、ちょっと晴れてきたので、SwanSlabに戻る。SwanSlabGully沿いに5.6のルートを、勢いでリード。NPで初リードである。なんて、怖い事をしてるんだ!なんとか、終了点のテラスに到着。そこで、フォロー兼NPチェックのあっ子先生をビレイする。なんと、上でビレイするのも初体験である。相手があっ子先生だから出来ることである。落ちそうな人なら怖くて、上でのビレイなんて出来ないよ!NPチェックは合格。その後、同行者を引っ張り上げ、3人であと少し登って、懸垂下降。ちっちゃくマルチピッチごっこである。

キャンプサイトに戻り、和美さんとお買い物に出かける。夕暮れ時、ハーフドームの見学ポイントの橋につれて貰った。ハーフドームがピンク色に染まって、綺麗だ!
昨夜、寒くて目が覚めた話から、話は転がりまくり、クライミングの話になった。私が、自分自身とグレードが極端に違う人と(スクール以外で)クライミングに行ったことがない事を、話したら。。。
「私は、自分が全然登れなかった頃だって、12や13を登る人達にくっついて行ったわよ!」
と、和美さん。だって、上手な人とご一緒すると、私のレベルに付き合わせる事になって、申し訳ないんだもん。でも、そうしないと、上手にならないんだろうか?
夜、和美さんが日本と電話で話したら、緊急事態発生で、緊急帰国する事になった。とっても残念。もう少し、おしゃべりしたかったなぁ。
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Yosemite 2004/09/19 Sun

2004-09-19 23:59:59 | ChapⅡBigRock2004
クライミングをスタート。
まずは、SwanSlab一番左の5.7のスラブから。
ヨセミテの岩に、まず、慣れよう!」
と、あっ子先生のご神託である。TRで登ってみる。と、5.7?初めての岩だから?とても、5.7っ
て気がしない。なんだか、難しいぞぉ!
同じスラブ面の違うラインをもう一度、クライムアップ&クライムダウン。ん~、クライムダウンが出来ちゃうんだから、やっぱり、そんなに難しくないのかなぁ。なんて言うのかなぁ。小川山の5.7のルートなら、手か足のどちらかは必ず大きいホールドかスタンスで、ちょっと厳しい箇所があっても、1箇所だけって気がする。が、このスラブは、ずーっと、手は結晶に爪を立て、足はスメアリング、たまぁに、安心できるホールドやスタンスがある。でも、斜度がないから5.7かなぁ。って、感じだ。そう言えば、あっ子先生が、
ヨセミテでは、結晶に爪をたてて、しわにのるのよぉ!」
と、いつか、言ってたなぁ。まさに、そんな感じだ!
トポを見てると、隣に5.1のルートがある。5.1だとぉ!クラック?ガリーかなぁ?初めて見た。5.1!登ってみよう!と、登ってみる。途中、2本足歩行になる。えっと、あちこちの岩場の、アプローチの道のほうが、難しいかも。。。

とか、なんとか、かんとか、言ってたら、雲行きが怪しくなってきた。うそぉぉぉぉ!嵐を呼ぶ女、ヨセミテ見参!お昼ご飯兼雨宿りで、車に戻る。ご飯を食べ終わっても、雨はあがらず、本日終了である。(T_T)

CAMP4へ、岩崎さん、宮脇さんを訪ねる。いたいた。ほとんど、夏の小川山状態である。Midnight Lightning(V9)の下で、雨宿りしながら、おしゃべり。変なマークがある。
「これはね、StoneMastersって言うの!・・・」あっ子先生解説である。

寒さを凌ぐため、MauntainShopでお買い物。杉野氏にばったり。本当に小川山になって来た。昨日、キャンプ場についた時、
「杉野がFresnoに人を送っていったまま帰ってこないんです!」
と、杉野氏チームの方が心配してらした話になった。なんと、予定の飛行機が、いきなり欠航となり、ロスまで送っていったせいだったとか。UNITED乗らない運動をしよう!と、杉野氏お怒りである。
「雨のヨセミテなんて、なかなか出来ない体験だよ!」
と、杉野氏。そんなの体験したくありません!
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Yosemite 2004/09/18 Sat

2004-09-18 23:59:59 | ChapⅡBigRock2004
ヨセミテへ、Go!
9月18日に日本を出発したが、アメリカに到着したのも9月18日。到着したと思ったのもつかの間、いきなりトラブル!なんと、Fresno行きの飛行機に乗り遅れてしまった。うそぉぉぉぉ!きちんと、出発時間の5分前に着いたじゃん!なんでぇ?大体、何にも、悪い事してないじゃん!UNITEDさん!おたくの、チケットカウンターや、手荷物チェックで、延々と並ばされただけでしょ!あっ子先生に会えるんだろうか?
とにかく、次の飛行機で、Fresnoにたどり着いた。あっ子先生を探して、空港を走り抜ける。と、居た!
「いくちゃん、10ドル貸して!」
ホヘ?はい、10ドルですねって。。。遅くて心配したとか、何やってたの?とか、そういうんじゃないの?あっ子先生は空港で待っていてくれた。財布も持たずにコーヒーを飲みながら。。。いいんだけど。。。会えたし。。。

ヨセミテへ向かう車中は、あっ子先生のいなかった間の出来事を報告である。途中、買出しをして、車がヨセミテ国立公園内に入ると、なんだか気分が悪くなってきた。時差ぼけ?それとも、このクネクネした道のせいだろうか?ちょっと、ウトウトする。と、
「熊だ!」
イキナリである。カルフォルニア州の住人、ブラックベアが何故か、車道を横切っていた。熊が出るって、本当なんだ。気分はサファリパークである。更に、車が進むと、左にエルキャピタン、右にハーフドームのViewPoint。写真で見ていたヨセミテが、目の前にあった。来ちゃったんだなぁ。

キャンプ場に到着。今回はCamp4ではなく、UpperPines!なんてゴージャス!って言うのは嘘で、頭数が揃えば、UpperPinesの方が安かったりする。キャンプ場には、若月さん、無道さん、吉田夫妻、吉田夫妻のお友達夫妻が。。。あれ?人数多すぎ!1site6人だよ!細かい事は気にしてはいけないのである。
本日は、食事をしてお終い。なんだけど、
「暑いよぉ!Tシャツと、夜、ちょっと羽織るフリースくらいで充分だよ!」
って、ウッチーさん言ったよね!無茶苦茶、寒いんですけど。。。
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BigRock 2004/09/15 Wed

2004-09-15 23:59:59 | ChapⅡBigRock2004
キサマらぁ!だから、休むのは3日間でしょ!後は、祭日と土日だぁ!今週末からの、私のヨセミテ旅行がよほどお気に召さないらしく、職場では、イジメじゃないか?と思うほど、仕事が山積である。あんた達ねぇ、お金もらってるんでしょ!プロなんでしょ!3営業日くらい、自分達の才覚で乗り切りなさいよぉ!これ以上、お膳立てしたら、あんた達、3日間なにやんのよ!あんた達のやるべき3日分の仕事を、全部完成させていってくれとでも言いたいわけ?3日×6人=18人/日だから、1人/月弱の仕事を、私の2日間で何とかなるわけないだろ!
と、のっけから、愚痴である。それにしても、日本の社会の、会社に長時間いることは、よい事だ!長期休暇(9日間なんて短期だろ!)を取る事は悪だ!と言う考え方は、なんとかならないのか?
と、言う事で、BigRock到着時間は、21:20である。閉店が22:00なのに、40分しか登れないじゃん!が、明日、BigRockに顔を出す事は絶対無理だ!と思い、強引に登りに行ってきた。

BigRockでは、本当に、目に付いたボルダー課題をただ、登っただけである。練習中の課題のある壁が空くのを待っている時間の余裕なんて、全然ない!ただ、ちょっと成長した事。前回、同じような時間に到着した時は、ガツガツと登って、直ぐに腕をパンプさせてしまった。今日は反省を生かし、いきなり、斜度のきつい壁からではなく、垂壁のほうから登り始めたため、「1本登って2分休む」くらいのペースで、40分間いっぱい登り続けることは出来た。まぁ、体は動かせたかなぁ。でも、つまり、自分にとってきつめの課題には、全然、手が付けられなかったから40分登りつづけることが出来たとも言う。閉店時に軽く腕がパンプ。まぁ。。。そんな感じである。

2分休みの間に、細切れで、ヨセミテ帰りのウッチーさんから、情報収集。とりあえず、寒くはないらしい。キャンプ場を熊がウロウロしてるらしい。不足物資はないらしい。あと、なんだっけ?聞いていたようで、壁に目を奪われて、しっかり聞いてなかったかも。。。でも、楽しかったようだ。しっかり、話を聞きたかったなぁ。
と、家に帰ってきたら、あっ子ママから留守番電話(きっと、いくがBigRockの日だって事は忘れてる)。「明日の日中にでも携帯に電話するね!」って、不足物資発生だろうか?
って、思い出しちゃった。テーピング用のテープを買おうと思ってたのに、忘れてた。クスン(;_;)今、残ってるテープで足りるかなぁ?足りなかったら、あっ子ママに泣きつこう。それとも、売ってるのかなぁ?
なんだか、パッキングも全然手が付けられない!金曜夜は、徹夜で準備、飛行機爆睡って気がしてきた。

とにかく、今日もなんとか、BigRockにたどり着き、ホールドに触れることは出来た。でも、今後もこんな事が続きそうな気がする。こんなトレーニングって。。。いいのかなぁ?自宅で、筋トレとかの方が、まだ、トレーニングっぽいような気もする。ヨセミテで、あっ子先生に、トレーニング方法を相談してみよう。
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小川山 2004/09/12 Sun

2004-09-12 23:59:59 | ChapⅡBigRock2004
純一先生の、とっても早いアプローチに生徒軍団はヘロヘロになりながら、到着したところは、最高ルーフ左の岩である。純一先生は、いつも通り支度を始めるが。。。生徒はヘロヘロでビレイできませぇん!
そうこうしていたら、吉原さんが、やって来た。純一先生に、子守要員として駆り出されてしまったらしい。せっかくのお休みにスイマセン。よろしくお願いします。

さて、最高ルーフ(3p)(5.10d)から。登ったのは1p目だけで、5.7。ウォーミングアップである。なんだか、苔々してて、ちょっとイヤ。最後のレイバック1.5mくらい(?)だけがちょっと楽しかったかなぁ。

次、最高ルーフ左の岩なのだが。。。トポの左の方が謎である。とにかく左から2本目。トポ上では白糸(5.10c/d)なのだが。。。
「トポの絵が間違ってるんだよ!多分、9と10c/dが入れ替わってるんだよ!(絵の話をしている)」
と、純一先生。確かに、皆がウォーミングアップで登っているので、10c/dって事はないんじゃないかな?にしても、こいつは何てルートなんだ?純一先生の見立てでは、トポの図中にある9+で、図が間違ってる。(2006/5/2 このルートは最高ルーフ見学ルート(5.10a)。)

山窩物語(5.10d)。これは、見事に敗退。しかも、下部である。手が。。。届かん。けど、ナルちゃんは届いちゃったので、決してリーチの問題ではなく、能力の問題。

笠間のピンキー(5.10c)。クラックである。しかも、ピンキー?フィンガージャムも怖くって出来ないのに、ピンキーなんて。。。が、ヨセミテ一週間前。気合一発である。が、ピンキーにたどり着く前に、落ちまくりである。この、フレアー気味(に私には思えるが、上手な人にとってはフレアーしていないのかも?)のクラックちゅうのは、なんと言うか。。。結局、ピンキーの箇所は一発クリアー。やや、記憶喪失気味である。やっと、ダイクのガバにたどり着くが、だから何?って、感じである。その後、レイバックっぽい辺りはオリャ!が、スラブにたどり着くと。。。もう、立てません。イイエ、足が効いてない訳ではないんです。ここが例え平らな地面だとしても、立てない。と、言いながら、最後は両手をペタっと、で、終了。こんなに1本のルートに体力を吸われまくったのって久しぶりかも。

魂が体から抜け出し、とってもLONGにレスト。の、あと、最高ルーフ左の岩一番左。トポ上では???だが、これが、白糸(5.10c/d)と思われる。スタート直ぐで落ちる。(2006/5/2 このルートはNEWルートで100岩場に記述なし。10ノーマルくらい?)

「何やってんだぁ!」と、初めは純一先生に怒鳴られていたのだが、その内、
「駄目だ!もう、力ないなぁ!」と、純一先生は去っていった。
おっしゃる通り、もうヘロヘロです。手はガバだが、体が上がらない。下部の力の必要な辺りは、ボロボロである。上部のカチは快調に。

その後。。。色々あって、終了かと、思いきや、帰り道で、唐突にボルダースタート。外岩のボルダー初体験である。多分、トリトン5級7級で遊んだのではないかと。しかし、登れたのは何故か5級の方で、7級は一手解決できずに繋がらなかった。にしても、外岩ボルダーは怖い!

さて、来週はヨセミテだ。なんか、クラックが登れなかったような気はするけど、何とかなるだろう。
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