クライミング日記

クライミング初体験3日前から今日までのごくごく私的なクライミング日記。と、番外編で山行日記。

小川山 2006/08/06 Sun

2006-08-06 23:59:59 | ChapⅣBigRock2006
小川山は快晴。今日はササキさんをGestに迎え、アベちゃん、きく、私の4人組。行き先は、ササキさんの希望は確認せず、残る3人が気になっているマラ岩JECCルート(5.10d)

JECCルート(5.10d)に到着。荷物はここに置いて、アップに屋根の上のタジヤン(5.9)へ向かう。マラ岩北面に回り込むと、あっ(^O^) BigRockの面々にバッタリ。大人組は、本日、シルクロード(5.12b/c)のようだ。ご挨拶して、屋根の上のタジヤン(5.9)へ。でも、私は大人組の、シルクロード(5.12b/c)が気になる。かっこいいなぁ(*^o^*)
屋根の上のタジヤン(5.9)、TRなのに、ドテッ_(.・)/ いつも通りだ(^^ゞ ママの小言が脳裏をよぎる。「朝一番でも、5.9くらい登って欲しいわね。」、はぁい(^O^) 返事には自信がある(^O^)
JECCルート(5.10d)の1便目、きくは屋根の上のタジヤン(5.9)の前にチラッと触ったのだが2ピン目で敗退。アベちゃんもきくと同じ高さで敗退。私は、なんと、1ピン目にたどり着けない。怖いよぉ。・゜゜・(>_<)・゜゜・。 カムは入ってる。けど、怖くてMOVEが起こせない(T_T) 「もう1個、カム、入れる(T_T)」「それ、1番小さいカムだよ!新しい青いカムかスリーカムじゃないと・・・。」「いい、ナッツ入れる(`へ´)」、恐怖は人を成長させる。我ながら会心のナッツセット(^O^) なんとか1ピン目にクリップして次。2ピン目直前、手無しでガバポケットの足に怖くて立ち込めない。・゜゜・(>_<)・゜゜・。 1ピン目は足下3・40cmくらいか?クライムダウンしてテンション。
参ったなぁ。とても、リード出来そうな気がしない(-_-;) アベちゃん、きくは、次、抜けるだろうか?TRはセットされるだろうか?うなだれる私の視界に赤いロープが入った。お隣の届け手の平(5.10c)を、登ってたトミさんのロープだ。イタダイタ(●^o^●)「トミさん、ロープいい?」、トミさんのロープをむんずと掴み、ゴボウで登る。「女って、こう言う所、スゴイよな(^O^)」と、下から笑声が聞こえる。私ってばアツカマシイ?だって、登りたいもん(○`ε´○) 自分で登れないし、待ってても仕方ないし・・・、いいじゃん(○`ε´○) 終了点にたどり着き、TRをセット!
きくが登ってると、大人組が子供達を覗きにいらした。「上手いねぇ(^-^)」、きく、よかったね、上手だって(^O^) 会話は続く、「直上するのかなぁ?」「直上じゃないんですか(◎o◎;)」「直上だと11aだっけ?木の方に行って10dかな。」、えっと・・・、きくぅ、そうらしいよ(^O^) 何にも知らないきくは、当然、直上で突き進む、_(.・)/ あっ、落ちた。きくに、木の方に行くと・・・って教えてあげる。動き始めたきくは木の方へ、だけどそこでも_(.・)/ ん?落ちてない?見上げるときくはTRを掴んでいた。「TRが無ければ登れたな(^-^)」と大人組。「掴んじゃいたくなるんだよねぇ、何も無ければ自分を誤魔化して耐えられるんだけどねぇ(^-^)」、そんなものですか(-_-;)
アベちゃんは、今日、モチが低い。「JECCルート(5.10d)を登りたいっていってたじゃん!」と、声を掛けても・・・。昨日、水曜日のシンデレラ(5.11a)を登った時、アベちゃんはすごくきつい靴をはいていた。そのせいで、左足の親指の先端にでっかい水ぶくれが出来てしまった。とっても痛いらしい。それでも登り始めてはみるが、やっぱり、あべちゃんらしい登りではない。テンションが入ると、もう、気持ちが続かないらしく降りてくる。
3人がJECCルート(5.10d)に苦戦している隣で、ササキさんは届け手の平(5.10c)。GWからの宿題なんだとか。このルートに、私は手を付けていない。ママが私には危ないからダメ!と言うのだ。左手の1本指ポケットでひき付けて、遠いホールドに手の平を届かせるルートらしいのだが、そこで足がすっぽ抜けたりすると、指がパキッ(≧~≦)ってなっちゃうかもしれないから。だから、私がもっと上手になるまで登っちゃダメなのだ。登るササキさんを応援する約束で送り出したのに、応援しどころが解らず無言になってしまった(~_~;)
気を取り直して、JECCルート(5.10d)をTR。1回目、上げる足を左右間違えたらしく、立ち上がった所で手詰まりとなり落ちる。その他は大丈夫(^O^) 2回目は、ノーテンで抜ける(^O^)
さて、JECCルート(5.10d)、アベちゃんもきくも登れていない。一抜けするかぁ(^O^) 1ピン目の後、今朝立ち込めなかった左足。ガバ足だし大丈夫!立てる!と重心を移すが、頼りない感じがする。足、きちんと置けてないなぁ(-_-;) 半分ちょっとくらいは立ち上がれたか?って所で、心が折れた(-_-;) 目の前のヌンチャクを掴んでしまった(-_-;) 先程から、雷が鳴ってる。これは本日の最終便。回収便と割り切ってTRで行くか?と、脳裏をよぎるが、アベちゃんときくが話していた上の方の怖いクリップが気になる。ダメならTRを使う事にして、このまま登ろう。途中は順調、クリップもこなせる。トラバースの手前のクリップ、これかぁ(-_-;) 確かに、怖い(-_-;) この体勢をキープする事も、次のMOVEを起こす事も出来るけど、クリップかぁ(-_-;) 直ぐ隣には、届け手の平(5.10c)を登ってらした方がテンションをかけて休憩中。目が合う。テヘッ(^O^)っと笑いかけ、ヌンチャクを掴む。まっ、最後まで行こう。木に向かってトラバースだが、ロープが重い。安定した所でロープを引っ張ると、流れてくる。イヤだなぁ。反対側に引っ張られた感じのトラバースなんて感じ悪い(-_-;) どうにかこうにか終了点。ちっちゃい問題点が2つ、下部でヌンチャクを掴んだ所と、トラバース。大きい問題点は、とっても怖い最後のクリップ。次回は、なんとかなるだろ!
JECCルート(5.10d)組は、撤収準備。ササキさんは届け手の平(5.10c)をもう1回。ササキさんをチラチラ見ながらパッキングをしていると「あっ、降って来た!」と、きく。でも、まだ、平気(^O^) 丁度、パッキング完了!って所で、漫画みたいなドシャぶりになった。イキナリかい!大人組がてんかちゃん(5.11b)、ササキさんが届け手の平(5.10c)、そして私達の後にJECCルート(5.10d)に取り付いた方、全員、リードで終了点にたどり着く前だ。ありゃ(≧◇≦) 5分も経たずに、フレークから水が流れ出す。アプローチグズ美と保護者のきくは一足先に、下山させてもらう。傘は、途中で邪魔になり、いいか!と濡れながら歩く。ザックはカバーをかけたから大丈夫。川も気にせず、ジャバジャバ渡る。ラックチィ~ン(^O^) なんだか、子供みたい、気持ちいい(^O^) 車に戻り、お風呂に入ろうと、山荘へGo!すると・・・「停電になっちゃって、お風呂使えないんですよ。」、(゜◇゜;)~ きちんと濡れないように大人っぽく歩けばよかった(-_-;)

ササキさん、お疲れ様でした。また、ご一緒しましょうね(^O^)/

今日のきく、屋根の上のタジヤン(5.9)をTR。JECCルート(5.10d)をTR&リード。次回、また、アベちゃんと3人でがんばろう(^O^)/

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2 コメント

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Unknown (ssk)
2006-08-12 08:00:35
へい。こちらこそまたよろしくお願いします

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あの壁は・・・ (いく)
2006-08-12 09:40:30
ビックリしたぁ(^O^)一緒に登りに行く人の書込みって初期の頃の林ダ君以来だ(^O^)



あの壁は、もう一回くらい行ってダメだったら、スキーヤーに変身直前に、落としに行きましょう(^O^)/
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