クライミング日記

クライミング初体験3日前から今日までのごくごく私的なクライミング日記。と、番外編で山行日記。

BigRock 2006/08/16 Wed

2006-08-16 23:59:59 | ChapⅣBigRock2006
これで、大丈夫なのかBigRock!と、思わず言いたくなるほど、今日は人が少ない。ママは「お盆だしねぇ(^-^)」と、一言。言われてみれば、そうか。みんな、どこか行ってるんだなぁ(..) BigRockの中を見回すと、ロープを結んでいる人はいない。これは・・・、メイン壁、貸切(●^o^●)思う所があって、ちょっとボルダーをやろうかなぁと思っていたのだが、そんな事は忘れる事にする。

アップはメイン壁で10a!なんだか、贅沢な気分になる(^O^) 今日は、15分休憩で登ろう(^O^) で、今日は便数を出す日にして、登れる登れないは拘らない!
次は10b、次は10cと、休憩を挟みながら登る。きくはボルダーでウッチーさんやヒガさんと遊んでる。パシッ!とスゴイ音を響かせて(人が少ないから音がよく響く)終了点をデッドでとるきくを見てドキドキ(◎o◎;) 過去にもこの日記に何度か書いたことだが、インドアボルダーで遊ぶきくは、いつも私と登っているきくとは別人だ。実は、きくは飛ぶ系の動きがちょびっと出来たりする。「きく、飛べるんだね(..)」と、絡むと「いくの方がデッドとかよく使うじゃん!」ときくが答える。んと・・・(..)、私の場合は、苦し紛れで手を出した結果デッドになるだけで、やろうと思っては出来ない(-_-;) きくみたいに遠いホールドに狙いをさだめてオリャ!って出来ないもん(`з´)
次は10d、初めて触る。メイン壁が新しくなって、10aから順に登ってきて、よし、次は10dだ!と思ったところで、ママが10cを1本、作ってくれた。ずっと、その10cにやられっぱなしで、今まで触れていない。登っていくと、そうそう、ここでみんな落とされてるよねって箇所で行き詰る。横に遠い一手だ。足を取りに行くホールドの下に張って、ひき付けて乗り込めない/(-_-)\ 「きく、テンション!」、はぁ(´o`;) 降りようと思ったら「キョンにしてみな!」と、ママ。いつの間にか、見てたらしい。「キョン?」「そう、右足をキョンにすると・・・。」「出来ないよ(^O^)」、笑い事ではないが笑い事である。「さっき下でやってたよ!」ときく、「それはやったんじゃなくてキョンになっただけ!」、不毛な会話だ。とは言いつつ、あの遠いホールドを取るMOVEは全く思いつかないので試してみる。が、・・・。「ママ、右足、どこに置けばいいの?」、頭が悪そうな質問だが本当に分からないのだから仕方が無い(-_-;) 「さっきよりちょっと上!」、それでも、キョンの形に出来ない(-_-;) 「左足はもう一つ下!」、初心者講習になってきた。でも、出来た(^O^) もちろんホールドも取れた。
「キョン、覚える方がいいよ!」「だって、ホラッ、いつも眺めてる人が人だから、いくの中にキョンのイメージが定着しないんだよね(^O^)」「私ばっかり見てないで、他の人も見なさい(`へ´)」、だって・・・(-_-;) あのね、ママ、恋する心に理由なんてないの(^O^) いくはママがカッコよく見えちゃったんだから仕方が無いの(^O^) 「正対で同じ筋肉ばっかり使ってると疲れちゃうでしょ。色んな動きを覚えて、色んな筋肉を使いながら登る方が効率がいいのよ(^-^)」、(゜-゜)(。_。)うん、ママの言う事は、分かる。私だって、もっと上手になって色んなルートを登りたいと思う。その為に、自分の体の特性を活かした登り方を覚える方が効率がいいってことも分かってる。でも、ママみたいに登りたいなぁって思うんだもん(`з´) 「あっこさんと同じ登り方だねぇ!」って、言われたいんだもん(`з´) 乙女心は複雑なの(`з´)
ママが作ってくれた10c、いつもの落ち所に向かう前のガバでレスト!・・・にならない(-_-;) いつも後ろにズラーっと人がいて、こんなにノンビリとレストする事は無かった。だから登れないのかなぁ、なんて思ってたけど、そもそも、レストできないじゃん(-_-;) 「1分間休んでいいから!」と、ママに言われテンションをかけて休む。けど、「1分じゃダメみたい!」「じゃあ、もう1分休んでいいわよ!」、はぁい(^O^) 休んでMOVEを起こすときちんと登れる。次の落ち所、終了点を掴むMOVEで_(.・)/ ドテッ ここも休んでやり直すと○。終了点を取る動きは、左のガストンで体勢を固めて右手で終了点をオリャ!なのだが、左手、ガストンと私の弱点が二つ被るともうダメ(~_~;) ママが「肩をもっと入れて!」とか「肘があがってる!」とか細かく注意が入る。弱いなぁ(-_-;) ここでも「キョンにしてごらん!」と言われ、キョンも試してみる。ん~(-_-;) キョンかぁ。
メイン壁で往復、目標2往復。1回目。1往復して1手出した所で_(.・)/ ドテッ。ママがホールドの数を数える。「34手か、いつもボルダーで30手とか言ってるからよ!」、ん~、目標は2往復だけど、1.5往復くらいは行けないかなぁ(-_-;) 「休憩して、もう1回(~_~;)」。2回目、1往復して3手出した所でで_(.・)/ ドテッ。( ̄へ ̄) フンッ!どうせ私は30手の女よ~(TOT)

クライミングは、自分がそのルートを登れるか登れないか?って遊びだ。登れるだけではなくどのようなスタイルで、って言うのもある。春に登ったETハング(5.11a)は、私にとってそんなルートだ。突き詰めると、きっと、それが全てになるのだろう。でも、何ていうのかな。先日、RPできたJECCルート(5.10d)、これは直前にきくがRPしたから登れたルートだ。もちろん、登りたいという思いはいつもある。でも、きくに先に登られちゃったって思いが、置いてかれちゃうって思いが、私を登らせたのだと思う。アベちゃんやきくがあっさり登れるルートが、私には登れない。ちょっと、寂しくなる(..) 一緒に登りに行っても、別々のルートに取り付く。ちょっと、詰まらない気分になる(..) 別々のルートに取り付いた上に、彼らはRPして、私はRPできない日だってある(..)。ちょっと、情けない気分になる(..)。もっと、上手になりたいと思う。「アベちゃんやきくは、ブランクはあるけど、5年くらい登ってるのよ(^-^) いくはまだ、クライミングを始めて2年半しか経ってないのよ(^-^)」、ママに諭される。何度、同じ台詞をママに言わせるんだろう。わかってるけど、それでもやっぱり、彼らと同じように登れたらなぁって思う(..)

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