クライミング日記

クライミング初体験3日前から今日までのごくごく私的なクライミング日記。と、番外編で山行日記。

BigRock 2006/10/18 Wed

2006-10-18 23:59:59 | ChapⅣBigRock2006
BigRockに到着すると、小川山のスクールで、講習生のM島さんが撮影してくれたDVDを貰ったm(_ _)m 自分の登っている姿って、・・・微妙(-_-;) 自分の登りなんて見たくても見れないんだしちょっと嬉しい(^O^) 記録と言う意味でも、チェックすると言う意味でも有益だとは思う。でも、こんなに下手なのか!と、ガックリしたりもする。頭の中の私はまるでママのように登っているはずなんだけど・・・(-_-;)

100°壁を何本か登る。途中でハッ(◎o◎;)っとする。私ってば、とっても強引な力技連発?降りてきてグズグズ言うと、「いいのよ!力が付いたんだから(^-^)」と、ママはケラケラ笑っている。帰り道、「俺の登り方みたいになってきたね。伸びきって高いホールドを取って力で引き上げるの(^-^)」って、きくに言われた、(゜◇゜;)~。私の憧れる登りはママみたいな登り方、ママの登りはとてもパワフルだけど、同時にとてもテクニカルでカッコいい(*^o^*) きくの登りはパワフルで強引、なんか、違う(-_-;)
先日落ちたメイン壁のルートを登る。登れそうな気がするんだけどなぁ。ここからだ!って所で、2手出して(?_?)、なんか変?? ゲッ、ここクロスだ(-_-;) 悪いアンダーホールドで体をあげるMOVEなので、同じホールドでクライムダウンは出来ない、テンション!「だから、右手だって言ってるじゃん(^-^)」と言うママに答えるきくの声、「どうせ、聞こえてませんよ(^-^)」。失礼な!登ってる時は聞こえてないけど、今は聞こえてるもん(○`ε´○) 素直だから、目の前のホールドにとりあえず手を出しちゃうの(○`ε´○)
最後に、ボルダーで50手指してもらう。と、40手手前で _(.・)/ ポテッ、落ちちゃった(^^ゞ ママにテヘッ(^O^)っと笑いかけて、壁に戻る。そのまま50手まで。「強くなったねぇ(^-^)」と、ママは言う。強くなったんだろうか?確かに30手が続けられずに_(.・)/ ポテッ_(.・)/ ポテッ落ちていた頃と比べると強くなった。でも・・・(..)、それだけ。私が強くなった事を実感できるのは、やっぱり、外のルートが登れた時、インドアではよくわからない。

さて、閉店後、悩み相談室!先日の『怒涛のコンテ』について。
あの日、登ると決めてからの行動は、大きな問題はないと私は思っている。コンテの仕組みの理解、残された日没までの時間、きくと私の登攀能力、目の前の壁・・・、なかなか上手くいったと思う。登る事に自信はあったし、きちんと元気で帰ってきた。テクニカルな部分で、自分達が感じた疑問をママに答えてもらい、ダメ出しされ、・・・、やってみないと解らない知識も得た。きくとも話した。私達は基本的にフリークライマーだから、あえて日没後の登攀や、コンテで登れるような壁のトライはしない。でも、例えばマルチを登っていたら渋滞につかまって・・・とか、結果として今回のような状況に置かれる事があるかも知れない。そんな時、今回の経験はきっと、きくと私の役に立つだろうと思う。
悩ましいのは、何故、登ったのか?パーティの誰かが怪我でもして降りられなくなっていると言うのならともかく、私達が目指したのはヌンチャク1本なのだ。初めてのコンテで日没と競争しながら、そんなリスクを背負い込む必要は無かったのではないか?捨ててもかまわないし、ルート上に残置物を残さないと言うポリシーを持って行動するなら、翌週に回収に出掛けてもよかったのではないか?あの瞬間、登ろう!と言う決断をした私に、ぞっとした。きくを巻き込んで、アベちゃんと林ダ君を心配させながら登ったのは何故だろう?何となく、思い当たる理由はある。このまま登っていたら、いつか事故を起こしそうな気がした。自分が、怖くなった。
思い当たる理由をつらつらと並べる私にママは「登りに行く事にストレスを感じるのは良くない!」と言う。ストレスかぁ・・・(-_-;) きくは「いくは細かい事に目が行き過ぎるから、色んな事が気になるんだよ!」と言う。私の辞書にストレスなんて文字はないわ(^O^)/ そんなに私ってば細かい?なんてね、豪放に振舞っているが、私は細かい事が気になる神経質な性格だ(-_-;) この辺りの事は、私が一番真面目にお仕事をしていた頃をよく知っている林ダ君辺りに聞くと、すごい証言が出るかもしれない。ついでに、胃潰瘍持ちだった頃もある(-_-;) そう、私は現代社会に生きるストレス人間なのだ!
だからと言って、性格なんてそうそう変わるものでもないし、クライミングをやめるつもりも無い。この性格のお陰で、登れないはずのルートが登れたりする事もある。でも、状況を冷静に判断できる強い心が持てればいいなぁ、と思う。まっ、『どんな状況で登っても大丈夫な完璧な登攀技術を身につける』と言う手もあるが、これは『完璧な登攀技術』と言う言葉自体に、矛盾がある(そんなものは無い!)ような気がする。当面は、私が暴走モードに突入した時、それが安全にかかわるような事だったら、止めてね!と、ママやきくにお願いするくらいしかないかなぁ。よろしくねm(_ _)m
コメント
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