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2021.03.23 はじめてCGで描いたお雛様〔その1)




この絵は、何でしょうか?
私が、生まれてはじめて、マッキントッシュのCGを習いに行って、最初に
フォトショップで描いたコンピューターグラフィックの絵です。

これを.折角3月なので、お雛様のCGをブログに上げようかなと、思っていた
のですが、お雛様なので3月一杯にUPした方が良いとは思いつつも、なかなか
UP出来なかったには、理由がありました。

それは、私が、後1年で60歳の定年退職と言う、そのたった1年を待てずに、
59歳で都市銀行の管理職と言う安定した職を捨ててまで、まだマッキントッシュ
を買ったばかりで何も知らないと言うのに、未知の分野であるコンピューター
の世界に飛び込もうとした過程を、書かねば、充分でないと思ったからです。
だから、一旦、踏み出したら(=書き出したら)、しんどいことになるのは、
わかっているので、二の足を踏んでいた。

59歳で、退職した後の短い短い期間の間に、驚く程の多くのことがありました。
それほど、コンピューターの世界は、急速に上へ向かって走っており、その
疾走している乗り物に、えいっとばかり乗り移って行かねばならない努力の
連続は、今思えば、想像を絶するものがありました。

退職後、家で独学で勉強していた私は、ある時、職業安定所でCADを教える
講座があると聞き、応募しました。
私は、絵を描くことよりも、図面を描くことに興味がありました。
その時の、私の受験番号が93番だったので、おそらく120〜130名前後の
応募者があったものと思われます。合格者は30名の予定でした。
合格の入所式の時、職業安定所の所長が、合格結果は、試験成績の上から
30名、厳正に成績順で取らせてもらったこと。
実際に職を求めている人に必ずしも、入所してもらえない状態であることを、
入所者は充分心得て勉強する様にと、訓示があった。
確かに、まだ子育て中の男性が、たまたま失業したりなどの、そんな窮状を
救うための制度である筈なのに、定年の者が、その権利を奪うのは良くない
ことだと納得して、申し訳なく思った。
試験は、私の様な年配者は、国語は自信があるが、数学は、私は自信がなかったが、
その時の試験だけは、たまたま私でも充分分かる問題だったので、幸運だった。
私は、全体の中で3位の成績だったと聞いた。
真夏の暑い何ケ月か、CAD(と建築学)を習いに通った。

その教室は、パソコン学校の1室を借りて開催されていた。
しばらくしてから、そのCADの教室の廊下の先にマッキントッシュを教える
教室があることが分かった。
しかも嬉しいことには、CADの講座が終了する翌月から、その教室は、新規
講座が始まるとのことだった。
これは、嬉しい運命だった。

そして、私は、そのマキントッシュの教室に通うことになった。

私が何故、このCGのお雛様の件を投稿することに、逡巡したかというと、
こういう、長い長い前置きが必要だと思ったからに他ならなかった。
これを言わなければ、私にとって、何の値打ちも無い話になるからであった。

ということで、マッキントッシュ教室との出会いのお話を、この続きに書き
たいと思います。
よろしくお願い致します。




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