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2021.03.10 ストレッチ無罪放免の日の幸せ。

私は、毎朝起きると同時に、ベッドの上でストレッチを行っている。

今迄に、整形外科で整体師の指導により教えられたストレッチ方法や、テレビや
本等を見て知った方法などを加え、少しずつ増やして行った結果、今では、
30分近くになってしまった。

定年の1年前に、パソコンで残りの人生を新たに切り開こうと決心し、一念発起
して退職し、始めてのマウスで首を攣らせながらの出発から始まって、パソコン
の勉強、コンピューターグラフィックの勉強、その後で、素人では絶対無理と
言われながらネットショップを業者に頼まないで(300万掛かる)、一人で
構築したので、不可能と言われても止めなかった激務と、明け方まで徹夜の
座りきりで筋肉を落として脚を傷め、両手もストレスで激痛で上がらないと
言う20年の間に、このストレッチは、少ずつ始まった。

近所の人に、ゴミ出しまでしてもらわねばならなかった、あれほど酷かった
私の脚が何度も治ったことを(その後、再発を繰り返しながらも)、看護婦
さんが不思議だと言った時、横におられた先生が、「それは、あり得ません。
近代医学では証明出来ません。神の仕業です。」と言われたことを、過去の
日記の中に、何度か書いていたのを発見した。
そうだった。もっと感謝しなければと、思った。

治った原因として、このストレッチも、貢献してくれて居たのかもしれない。
しかし、もう1つ、これが決定的かと思われることを、最近気が付いたが、
それに付いては、又、稿を改めることにしたい。

ストレッチは、一番最初は10分ぐらいだったが、少しずつ増えて行き、15分
ぐらいのストレッチを12〜3年続けていた。
その頃、女子短大でスポーツ学を教えている女性教授が、「これは驚いた。
12年も続けるその根気は、素晴しい。滅多に無いことである。」と言われて、
大変誉められたことがあった。

その後、さらにストレッチの数が増えて、今では、所要時間が30分近くに
なってしまって、今に続いている。

朝起きて、ベッドを離れたいのに、それをせず、30分の面白くもないスト
レッチを行うことは、正直、めんどくさくて,嫌でたまらない。

それで、実は、そんな私に対して、私自身が、自分に対して、「ストレッチ
無罪放免」の恩恵を与えている日がある。

それは、私が起きる前に電話が掛かって来て、それにより起こされて、電話機
がおいてある隣の部屋に行った時。
もうベッドに戻らないでも良いと決めている。
又は、宅急便に起こされて玄関まで出た時、その時も、もうベッドへ戻って,
ストレッチをしないでも良いと決めている。

そんな時、私がどんな様子かと言えば、「やった〜、ラッキー!ラッキー!
今日は、無罪放免よ。ストレッチはしないでいいのよ。」などと心で言って、
嬉しさのあまり、ラッキー!ラッキー!と、身体を左右にゆすっている。
電話の向こうの私の友人は、まさか、私が身体をゆすり、込み上げる笑いを
抑えながら、しゃべっているとは知らないでしょう。

そして、そんなに喜んでいる自分に言って上げる。
「そんなにも、嫌だったのね?でもそんなに嫌でも、毎日、我慢してストレッチ
をしてくれていたのよね。」→と感無量となる。
そんな自分が、しんそこ可愛くなる。
からだをゆすって、喜んでいる自分を好きになる。
そして「今日は、遠慮しないで、ストレッチは、止めてしまって良いのよ。」
と言って上げる。
「そんなに嫌でも、嫌とは言わずに、いつも頑張ってくれてるんだからね。
今日は、ゆっくりしてね。ありがとう。」と言って、労って上げる。
そして、精一杯、誉めて上げる。

起きる前に電話が掛かって来る日や、宅急便が来る日は、年に4〜5回あるか
ないかでしょう。
そんな少ない数のご褒美でも、その日は、こうして慰めて、労ってもらって
いるからか、その他の365日−5日=360日は、私は、苦行に(?)耐える
ことが出来ている様です。

こうして、私のストレッチは、なんとか、15年続きました。
これからの方が、もっと体操が必要な筈なので、今から止める筈は無いので、
自分自身、やれるところ迄、こんな感じで、続けて行くことでしょう。

そして、健気な(?)私に、再び、言います。いつもありがとう!
これからも、頑張ってね!と。^^





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