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minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

SF映画の音(SE)について。

2017年11月01日 | 映画、本、芝居関係
今日は1日ということで、映画の日。

まずは渋谷アップリンクで阪本順治監督の「エルネスト〜もうひとりのゲバラ」を鑑賞。

ゲバラ役の俳優は少し小太りであったこと、オダギリジョーの子供の頃の役が完全に日本人の顔からかけ離れた南米人だったこと、を除けばとても面白い映画だった。

なにしろ、オダギリジョーが日系ボリビア人という設定で、出演中に一度も日本語はでてこない。スペイン語をネイティブのように喋っているのには驚き。素晴らしい俳優さんだな〜。

彼が扮するエルネスト・メディコ(という名前をゲバラが命名する)が私の生まれた頃(1960年代)に実在していたことすら知らなかったけれど、ハバナの飛行場やら毎日通ったハバナ大学や大学の裏手にある病院に世話になり、フィデルの葬儀にも出席した私としてはなんとも懐かしいハバナの風景(きっとそのままロケで浸かっているのでしょうw)も満喫できた楽しい一時でありました。


昨年のフィデル(カストロ)の亡くなった翌日のハバナ大学の朝の風景。このあと、ここで大集会が始まる。


人気のゲバラの3ペソ札




きっと50年前も同じような風景だったと・・・。

「エルネスト」阪本順治監督


そして、次に池袋に戻って「ブレードランナー2049」を鑑賞。

大大だ〜〜〜い好きなブレードランナーの続編ということで、あまり期待せずに(得てしてがっかりすることが多いので)行ったのですが、3時間という長さをまったく感じさせない面白い映画に仕上がっていました。

普段それほどSFとかアクションものを見ないけれど、これは別。やはり映画館で見るべき映画だな。

前回の作品と比べることはできないけれど、これはこれでとても良い映画だと満足。ルトガーハウアーのような不思議で魅力的なレプリカントはいなかったけれど、いろいろと楽しめるストーリー。特撮技術もすごいことになっているんだな〜。と改めて関心。

でも、でも SF映画を見るたびに思うのですが、なんでこんなに音が大きいの?というか、うるさすぎる。アクションシーンの音までそんなに大きい音で驚かさないで!と声を大にして言いたい。

映画関係者のみなさま、どうなっているんでしょうか?毎回、この手の映画を見るたびに、耳栓を持ってくるんだった〜と後悔しながら耳をふさぎつつ鑑賞するのであります。誰もなんにも文句を言わないって、私だけがおかしいのでしょうか????

それ以外は十分楽しめる映画でした。いや〜、映画っていいですねw。