minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

大阪ワイルドバンチ

2008年08月12日 | 
鳥取のホテルで新聞を開くと「グルジア戦争へ」というニュースが飛び込んで来た。オリンピックもあまり観る気がしないのに、世の中どうなっていくのだろう...心がざわざわした。

さて、鳥取から大阪へは約3時間。ワイルドバンチは2年振り。

本と映画の溢れたお店で本棚に囲まれてのライブ。入り口がヒッチコックだったなんて、気がつきませんでした!

先月のテンオンに来てくれたお客様も多く、暑い、熱いファンに囲まれ、疲れているのも忘れて2セットギンギン。

「今日、グルジアで戦争が開始されたというニュースを知りました。ここで、音楽を演奏したり、聴いたりできる喜びを噛み締めながら演奏します。」Exilsを演奏すると、年配のお客様たちもウンウンと頷いて共感してくださっているのをひしひしと感じた・・・・。

最後のセット、自分の中で制御できない疲れがでてしまい、頭に血液が回らずに普段は絶対しないような間違いをしでかす。みんなはそれをカバーしようと、いつも以上に頑張ってくれたのが涙が出る程嬉しかった。ダメな座長ですんません(汗)。でも新澤君もようやくアップライトに出会って(もの凄いホンキートンクだったけどw)嬉しそう。元ちゃんも最後の2曲でぶちっと何かが切れたようにコンガ叩きまくり~~~!!

そっか、生音が満員のお客様に吸われてしまって、いつもよりホールリバーブが全くなくてつらかったんだわ。それでもアンコールを無事に終了し、大阪のファンのみんなも喜んでくれ、mingaツアー第二弾は終了。さあ、そのまま打ち上げしてから、夜中に帰るんだ!ひえええええ。私の我が儘を許して~~~。朝焼けを観つつ、夢うつつ、なんて長い一日だったんだろう。このあと、まだまだ地獄のような試練が待っていようとは・・・。

「座長、今日って、鳥取から帰る途中で大阪にちょっと寄って、楽器降ろしてちょちょちょっと演奏なんかしちゃったりして、そんでもって帰るって事ですよね~。おこづかいももらったりなんかして・・・。あはははは~。」川崎に到着した時、元ちゃんは笑いながら、名前の通り元気に素振りまでしていた・・・。やはり只ものではない。とりあえず、お疲れさんでしたあああああああああ。

朝焼け