6月23日付で掲載した白い「ガマズミ」の花が秋になると赤い美しい実を付けます。この時期に野山を散策すると、尾根から谷沿いにかけて遠くからもはっきり見える赤い実です。学名は「Viburnum dilatatum」、スイカズラ科、ガマズミ属の落葉低木です。写真は9月23日に撮影しました。
今年もこの花を見かける季節になりました。芙蓉(フヨウ)の園芸品種で、八重咲きの酔芙蓉(スイフヨウ)です。朝白い花を咲かせ、午後には花びらがピンク色に変わり、夕方を過ぎ翌朝には紅くなって萎んでいます。この花びらの変化が、酒を飲んで酔いが回るほどに徐々に赤くなる人間の様子に似ていることから名付けられたものです。なかなか粋な名前ですね。毎年楽しみにしている花でもあります。写真は9月25日に近所の庭に咲いているものを撮影しました。