つくば植物園で見つけました。園芸店で見かけるアマリリス（ヒッペアストラム属）は花が咲く時期に葉が同時に出ていますが、このホンアマリリスは、アマリリス属で、葉が出ていませんね。これが特徴の一つです。説明板によれば、南アフリカ原産で、学名は「Amaryllis belladonna」、ヒガンバナ科、アマリリス属の多年草（球根）です。園芸用とは違って驚くほどの美しさはないですが、花壇に静かに咲いて陽に映える姿は何とも言えず風情がありますね。写真は9月10日に撮影しました。
つくば植物園で見つけました。絶滅危惧種に指定されている貴重な植物と記されていました。説明板によれば、学名は「Pseudolysimachion sieboldianum」、ゴマノハグサ科、ルリトラノオ属の多年草です。青紫色がとても美しい花です。花は、総状花序で、付け根のほうから上に向かって逐次咲いて行きます。図鑑によると、鹿児島県の甑島～沖縄の海岸付近の岩場に生育する植物らしく、草丈は低いですね。写真は9月10日に撮影しました。
つくば植物園で咲いていました。花の色はこの写真のように淡い黄橙色の他に白色もありました。説明板によれば、アジア南部地域（インド・マレーシア）が原産で、学名は「Hedychium coronarium」、ショウガ科、ヘディキウム属の多年草です。園芸店では「ジンジャー」と言い、とても花の香りが良いので、香水の原料にもなるようです。写真は9月10日に撮影しました。
