8月の第一週の日曜日は、東山の「白川子供まつり」です。ミモロが毎年、楽しみにしている夏のイベント。
この日、いつもの京都情緒あふれる白川は、子供の歓声にあふれる賑やかな川に変わります。
このエリアに住む粟田地区のみなさんが、なんと2万匹の金魚を白川に放流。その金魚すくいをするなんともダイナミックな金魚すくい大会が行われます。
初めてその金魚すくいに参加したとき、ミモロは、「京都って、大胆なことするね~」とビックリしたもの。でも、今や自ら金魚の放流係として、このイベントに参加しているのです。係でも、やっぱり金魚すくいがしたいミモロは、バケツとネットを持って出かけました。
9時半の開始を前に、放流係の打ち合わせ。そばには、金魚の産地、奈良の大和郡山から届いた段ボール箱が積まれています。「この中に、金魚いっぱい入ってるんだよ~」
白川全体に放流係は分かれ、20分ごとに、バケツから金魚を川に流します。
「わ~大きな金魚もいる~」と、今回は、大きな金魚や鯉が目立ちます。
9時半になり、祭りの開会式が行われ、来賓の方々が、まず金魚を放流しました。
一斉に子どもたちが、金魚めざして走ります。
20分後、ミモロもバケツをもって、川へ。「みなさん~金魚放流しますよ~」と声を掛けます。
「ミモロが放流しま~す」ネコが金魚の放流?「え~なにか?」
時間を追うごとに、子どもたちの数は増え、なんでも1000人以上の人がこの祭りに訪れたのだとか。
「あ、大河くんも来たんだ~」
昨年に引き続き、参加したのは、祇園祭の「大船鉾」で囃子方を務めるお友達。そのご家族も一緒です。
「白川子供まつり」は、金魚すくいだけではありません。川沿いでは、いろいろな楽しみも・・・。
「これやってみたい~」と、放流係の仕事の合間に・・・。まず「ガチャ釣り」を…「キティちゃん釣るんだ~」と。
「上手~その調子~」
また「粟田神社」の秋まつりに登場する大燈呂の来年の干支やミニ灯ろうづくりも…
「ミモロちゃん、食べた?タコ煎餅どうぞ~」と神輿会のみなさん。
「いただきま~す」
ほかに、かき氷やポプコーンも食べました。「これ全部無料なんだ~」
「あ、ミモロちゃんも来てたんだ~」とお友達の市議の中野さん。
「ねぇ、1つ頂戴~」
京都が豪雨で避難指示が出ていたとき、地元のことを心配し、避難所にずっと詰めていたのだとか。あの凄まじい豪雨からもう一か月。以来、ずっと猛暑が続く京都です。
みんなが楽しそうに金魚すくいをしているのを見て、放流係ながらミモロも「金魚欲しいなぁ~」とポツリ。
「でも放流係だし~」と責任感の強いミモロ。
でも、なんでバケツ持ってきたの?「だって~金魚飼いたいの~」と。
そんなミモロを見て、「ミモロちゃん、金魚すくいしていいよ~」といわれ、「わ^い」と喜ぶミモロです。
川での金魚すくいは、小さなミモロは背が立たないので、小さな子供用のビニールプールでの金魚すくいをすることに・・・。「わ~い、いいの~この金魚もらっても~」「はい、どうぞ~」
は、5匹の金魚をすくいました。
大きなバケツに入れて、大切に家に持って帰ります。「大切にお世話するんだ~。来年の今頃は、きっともっと大きくなってるよね~」
粟田地区のみなさん・・・ありがとうございました。
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