ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

秋の連休。東山岡崎エリアのイベント。「粟田神社」の神賑行事で盛り上がる夜

2018-10-07 | イベント

台風25号もなんとか過ぎて、秋の連休は、各所でさまざまなイベントが無事に行われています。
6日、ミモロは、岡崎公園へ向かいます。途中の神宮道では、毎月行われる「陶器市」を覗きました。
 
台風の影響で、時々猛烈な雨が降る不安定な天候ながら、舗道には、陶器を扱うお店が並んでいました。
「これ金魚だ~」水槽に浮かべる浮き球で、金魚や亀がいました。

さて、「近代美術館」では、「東山魁夷展」がいよいよ大詰め。8日までということもあり、この連休には、大勢の人が訪れることが予想されます。「ちょっと待つこと覚悟だね~」
「ここもぜひ~」
とミモロが毎年楽しみにしているのは、「みやこめっせ」で8日まで開催される「石ふしぎ大発見」というイベントです。
さまざまなパワーストーンを扱う業者さんが集まり、お得な品も並ぶイベントです。
「1000円で水晶のブレスレットなんか買えちゃうんだよね~」と、ミモロもお得な品を探すのが楽しみです。

そしてこの日の夜は、東山の「粟田神社」の「神賑行事」が行われます。
 
神社の前には、本日7日の夜、氏子町を巡行する「大燈呂」がお出迎え。「わ~今年のもすごい~」と見上げるミモロ。
夜18:30には、知恩院の黒門下の「瓜生石」のところで「れいけん祭」という神仏合同の祭典が行われます。
「この祭事、すごく不思議で、すごく厳かな感じ~」と、京都の祭事の中でも珍しいものです。

ミモロは、境内に続く石段をのぼります。
 
「あ、ミモロちゃん、いらっしゃ~」と、顔なじみのみなさんに挨拶します。

すでに拝殿には、神輿が鎮座しています。「いよいよお祭りだね~」と、ワクワク。
 
京都の神社の神輿のすばらしさは、まさに芸術品。「日本一の神輿は、京都の神輿だよね~」と、東京生まれのミモロでも、その見事さを認めるすばらしさ。京都の祭りは、雅な行列のイメージが強いのですが、春、夏、秋の各神社の神輿を見ると、京都の錺職人たち仕事に感激するはず。

ところで、この夜の「神賑行事」というのは、神さまと共に、人々がお楽しむ時間なのです。「みんなで楽しむことで、神さまを喜ばせる」のだそう。

境内には、ミモロは、日本一上品な夜店と呼ぶ「ウェスティン都ホテル 京都」のシェフたちによる焼きそば、カレー、唐揚げなどの屋台(テント)が出ます。
 
「ホテルの焼きそばって、ここだけだよね~きっと」すべてワンコインで楽しめます。
また、ビニールボール掬いも、ホテルのスタッフが担当。「がんばろう~」とミモロ。「あ、穴開いちゃった~」
 

日本の祭りを楽しみに訪れたオーストラリアのシドニーからの観光客のみなさん。
夜店や石見神楽など、日本の祭りの雰囲気を楽しいんでいらっしゃいました。

さて、この夜は、京都造形芸術大学の学生さんなどを中心に「岩見神楽」が奉納されます。
 
今年は、氏子のケンタロウ君が、えびすさまを演じます。ミモロが、初めて会ったのは、まだ小学生のころ。それから神輿会のお父様といっしょに、祭りを盛り立てています。2年ほど前から石見神楽のメンバーになり、今年が演者としてのデビューに。大人の間に入って、積極的にいろいろなことを学んでいます。「すごいね~一生懸命練習したんだって~」

ミモロは、じっと石見神楽を見ていると「キャ~」と突然声を…。「どうしたのミモロちゃん!」と周囲の人。
見るとミモロの上にカマキリが止まっています。
まだ子供のカマキリのよう。枝を伸ばした木から落ちてきたようです。人懐こいカマキリで、ミモロの上を歩きまわります。「どうしよう~」と動けないミモロ。しばらくして、ミモロとカマキリをいっしょに境内の木へ移動。そこからカマキリは無事に木へと移動しました。「ふ~よかった~かわいい子だったね~」とミモロ。そう、小さなながら体を左右に動かし威嚇ポーズも…。「踊ってるみたいだった~」と、かわいい威嚇ポーズでした。

石見神楽が納められた20時ごろから、境内にいる人が楽しみにする「くじ引き」がスタート。
「いよいよだね~。去年は、何にも当たらなかったから、今年こそ~」と意気込むミモロ。
「当たりますように~」
手には、番号を書いたくじ・・・真剣に握りしめ、番号が呼ばれるのをドキドキしながら待っています。
ホテルのお食事券、帆布バッグ、がま口など、氏子の方々が提供した品々賞品に。数年前までは、ビンゴでしたが、参加者が800人くらいとなり、ビンゴは時間がかかりすぎて、できなくなり、境内に入るときにもらった券にかかれた番号を呼び形式に変更に。
「前は、みんな何かもらえたんだけど、今は、競争率が高くて、なかなか当たらなくなっちゃった~」とミモロ。
一人1枚のくじ引き券ですが、ミモロは、さっき会ったオーストラリアの観光客の方が早く帰るというので、2枚券をもらい、なんと3枚で挑戦です。

「う~まだ当たらない~」とハラハラ。「439番!」「あ、当たった!」と飛びあがるミモロ。
賞品は、シャンペン。「ミモロちゃんすご~い」といわれ、嬉しそう。その後も、氏子町の商店街の商品券が当たりました。
「3枚中2枚・・・今年はすごい!ウフフ」とニンマリ。

神賑わ行事の後は、神さまを神輿にお迎えする神事が行われます。
境内のお片付けをちょっとお手伝いして、ミモロは、家に戻ることに。
 
7日の夜、氏子町を巡行する「大燈呂」が、見送ってくれました。「また明日ね~」と祭りが始まった町から家に向かうミモロです。



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