ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

山の息吹があふれる京都の左京区「久多里山」へ。山の生態を調査・守る「ビーバーの山の会」の活動

2022-05-11 | 自然

「わ~久しぶり~やっと来れた~」とミモロが嬉しそうに走り回るのは、京都左京区の最北端に位置する山里「久多」です。


ミモロのママの腰痛のため、今年は、「北山友禅菊」の苗植え作業に参加できなかったミモロ。
いつもお世話になっている地域の世話役の常本さんとも久しぶりの再会です。
ご自宅の茅葺屋根の修繕作業をなさっていました。

屋根にふくカヤは、昨年秋にミモロたちが、カヤ刈り作業をお手伝いしたときのものも含まれているそう。

「ミモロちゃん、久しぶりだね~お顔見られてうれしいですよ~」と。

「今年は、北山友禅菊の苗植えできなくて~」と残念がるミモロですが、「ホラ、ここの畑はミモロちゃんたちが昨年植えた苗で、元気に育っていますよ」と。

ミモロの姿が見えないほどに成長した北山友禅菊」の苗です。

「きっと夏には、薄紫の花をたくさん咲かせるね~」

そう、毎年、7月下旬から8月中旬ごろ、久多の里は、一面薄紫色に包まれます。
この景色は、SNSなどでも拡散され、多くの見物人が訪れるようになりました。
「今年も見に来るんだ~」というミモロ。できたら、ミモロファンの方々といっしょに…なんていいですね~。

さて、この日、京都の山里「久多」を訪れたのは、お友達に誘われて「ビーバーの山の会」の活動に参加するため。
その活動の舞台は、「自性寺谷」(じしょうじだに)という深い谷一帯です。


車が通る道から谷へと入ります。「この奥なの???」


そこでメンバーの方々と待ち合わせ。「山に入るときは、足元の準備なんかしっかりしないとね」

「ミモロも、スニーカーで来たの…」と、里の山といえども、決して侮ってはいけません。

いよいよ谷を歩きます。


途中、そこに育つ木々やさまざまな植物を観察。


よーく葉っぱなどを観察して、それがなんの木かを教えていただきます。


ところでこの「ビーバーの山の会」というのは、元は「自然住宅情報ひろば」という地球・地域・室内環境にできるだけ負荷をかけず健康で快適な住まいづくりを目指す情報収集・発信などを行うためにできた活動グループなのだそう。
現在、その活動は、宇治田原と久多で、それぞれの新たな活動グループとなり、里山観察、トレッキング、森林保全活動などを毎月第2に日曜日に行っています。

久多で活動をなさっている栗原さん。

植物や動物など、山に暮らす生き物たちをずっと見守っていらっしゃいます。

「ミモロちゃんも自然が好きなの?」「はい、京都に暮らしてから、いっそう自然が身近になりました~」と。
「今日は、たくさん自然のパワー感じてくださいね~」と。

「あの~この山にビーバーがいるんですか?」と、会の名前から想像するミモロ。
「あ~それはね、この谷や山を所有なさっている方がなさっている喫茶店のお名前なんですよ。残念ながらビーバーは住んでませんけど(笑い)」と栗原さん。「なんだ~そうなの~」と、ビーバーに会えるかと思っていたミモロでした。

でも…今回の山歩き…ママの腰痛が気になるミモロ。
幸い、腰痛はかなり改善し、歩くことは大丈夫になりました。でも、問題は、座る姿勢…。いまだに長時間(30分以上)椅子や畳で座る姿勢が保てません。久多までは友人の車の後部座席で、腰を時々伸ばしながらやってきました。

「ほんと、不思議なんだけど、お座りができないんだよママは…」そのため、家の中でも落ち着いて作業ができない状態が続いています。

ともかく、歩くのは大丈夫…筋肉もつけないと腰にはよくない…ということで、今回ご一緒するみなさんにご迷惑をかけない程度に参加させていただくことにしたのです。

さぁ、もっと奥へ進みましょう。


*「ビーバーの山の会」の活動は、QRコードからご覧いただけます。



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コメント (2)
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