三条通の町歩きを楽しむミモロが、前から訪れたかったのは、「はちみつの専門店 ミールミィ」です。
「なんかミモロの好きそうなものがある気がする～」とウィンドーを覗いて・・・。
店内には、種類豊富にハチミツの瓶が並んでいます。
「ミモロ、ハチミツ大好き！」家には、必ずお気に入りのハチミツがキッチンのボードにあります。
ビタミン、ミネラルをはじめ150種類以上の栄養素を含む「食べるサプリメント」といわれるハチミツ。また、優れた抗菌作用や保湿作用もあるといわれます。
国内外のハチミツをはじめ、ハチミツを使ったコンポートやジャムなども、いろいろ揃っています。
「キャ～桜のハチミツだって～おいしそう～」
「春っぽい味～」
「いろんな種類のハチミツがあって悩んじゃう～」とミモロ。花の種類によって、風味や味わいに違いのあるハチミツです。
「こんにちは～ミモロちゃん」と笑顔で迎えてくださったのは、昭和5年創業のハチミツの販売を行う「金市商店」の3代目社長の市川さん。
「キャ！笑顔が素敵！」とひそかに思うミモロです。「よかったら、試食しませんか？」「え？試食？はい！」と元気よくお返事します。
「ここでは、30種類のハチミツの試食ができるんですよ～」
さっそくスタッフの方に試食させていただきます。「はい、どうぞ～」「あ～ん」口を大きく開けてスプーンのハチミツをなめるミモロ。
「甘くて美味しい～」と次々に…「みんな美味しくて迷っちゃう～」と試食しても決められないミモロ。ここで、自分のお気に入りを見つけることができます。普通は…
「あれ？お酒も売ってるんですか？」とミモロ。
「はい、それは、はちみつのお酒です」と市川さん。ハチミツのお酒は、実は、人類が最初に出会ったお酒という説も…。ヨーロッパでは、昔から飲まれているそう。
生産量が少ないため、ワインの方が日本では知られていますが・・・
ここの「はちみつのお酒」は、お酒に適したハチミツを厳選し、京都の水とワイン酵母で作ったハチミツの風味と自然の甘さが魅力のお酒。
「水や炭酸で割ったり、レモンを添えたり・・・すごく飲みやすいお酒ですよ～」
ワインというよりは、吟醸酒に近い感じ。それはこの「はちみつのお酒」が、城陽市の「城陽酒造」とのコラボでできたものだから。
「京都生まれの蜂蜜酒なんだって～」と。
ミモロが飲んだのは、「桜花」という山桜からとれたハチミツを使用したもの。250ml2160円
「ほんのり桜の香りと味がする～美味しいね～」とミモロ。これからのお花見シーズンに飲みたい「はちみつのお酒」です。
「ミモロちゃん、これ、『リップグロスラボ』という新製品なんですよ～」と市川さん「なぁに？リップグロス？」
「はい、ハチミツには保湿作用があるといわれますから、唇もしっとりします。でも、これ、リップグロス容器に入った100％ハチミツなんです」と市川さん。
「え？ハチミツなの？ということは、食べられるわけ？」「はい、そうです」
「美味しい～」と容器の口から、チューと吸うと、わずかな量でもハチミツのおいしさが口に広がります。
「これ、バッグに入れて、血糖値が下がったとき、ちょっと食べるといいかも～」とミモロ。
そう、ハチミツは、すぐにエネルギーに代わるので、血糖値が低くなる人には携帯したいもの。
1本600円とハチミツの瓶詰より、かなりの割高のお値段。でも・・・
「瓶持って歩くの大変だし、ベトベトしちゃうもんね～」とミモロ。
さらに「あの～マラソンする人に勧めたい！」と突然。
ランナーは、よくレモンとハチミツ入りのドリンクなどを飲んでいます。
「これだと、走りながら、ハチミツからエネルギーもらえる！」そう、ポシェットに入れておけば、簡単にエネルギー補給できます。
「ランナーだけじゃなくて、山登りする人にもいいかも～」と次々、おすすめしたい人が浮かびます。
「チュ～」あれ？またなめてる・・・「だって、美味しんだもの。それにちょっとだけで満足できるから、太らないよね～」
「お出かけの時、持っててね～」とミモロ。はい、じゃ、ひとつバッグに入れときましょうね。
いつでもハチミツのエネルギーがもらえる、斬新な携帯できるハチミツです。
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