ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

開運へと道をひらく猿田彦大神を祀る2つの神社と、おすすめの「鳥羽磯部漁協直営の食事処」

2013-05-23 | パワースポット

伊勢には、開運へと道をひらくと言われるパワースポットがあります。それが猿田彦大神をお祀りする神社。

まずは、伊勢の神宮の「外宮」と「内宮」の間にある「猿田彦神社」です。

猿田彦大神は、天照大神の子孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が降臨されるとき、高千穂へと導き、また、倭姫命が天照大神の御鎮座の地を探し求めた時、五十鈴川の上流の現在の伊勢の内宮へと導いたと伝えられます。

この御神徳により、ものごとの最初に現れ、すべて良い方向へと導かれる神様として崇められています。

「これからもミモロをどうぞ、よい方向へとお導きくださいませ…」と、本殿で深々とお願いを。
それから、社務所で「一歩守り」をいただきます。

この御守は、なにか始めるための最初の一歩を踏み出す勇気と、その後の道をひらいてくださるというもの。
先日、初の写真展を開催し、これからさまざまな方向へ歩みを進めたいと思うミモロに、神職の方が、選んでくださった御守です。「きっと進むべき道を教えてくださり、守って下さるよねー」と、御守を大切に抱えます。


また、もうひとつの神社が、夫婦岩で知られる二見ヶ浦にある「二見輿玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)」です。


実は、この神社が、猿田彦大神をお祀りしているとわかったのは、ミモロが有名な夫婦岩を見に行ってのこと。
「あれーここも猿田彦さまの神社なんだー」と知りました。

二見ヶ浦には、沖合700メートルにある輿玉神石(こしたましんせき)という猿田彦大神の化身とも、天孫降臨の際に立たれた場所ともいわれる霊石があり、それをお祀りするのが、この神社です。

その石は、高さ約7.5メートル、周囲約850メートルで、江戸時代の安政元年(1854)の安政の大地震で沈んでしまったそうで、現在は、見ることができません。

二見ヶ浦の夫婦岩は、この神石と太陽を拝するための鳥居の役割を果たしているのです。


大きな男岩は、高さ9メートル、寄り添う女岩は、4メートルと控えめ…。ふたつの岩を長さ35メートルの大注連縄が結んでいます。「へー鳥居だったんだー知らなかったー」とミモロ。

また、夫婦岩で初日の出を見よう…というのは、間違いで、中央部に太陽が昇るのは、お正月ではなく、夏至の前後の1週間。つまり初日の出は拝めません。でもそのかわり、冬至の頃、満月が昇り、その時期、夫婦岩は、ライトアップされ、夜、とても幻想的な景色が見られるそうです。

さらに、夏至のころ、岩の間からは、天気が良ければ、なんと富士山山頂から朝日が昇るのが見えるとか。その景色は、感動ものの美しさとか…。毎年、その朝日を見に、多くの人が訪れます。
「わー一度、ここから朝日と富士山を見てみたーい!」と、富士山好きのミモロも。

夫婦岩の間に富士山とは、なんとも不思議な気がします。霊峰と呼ばれる山と伊勢の深い縁を感じざるをえません。


さて、境内には、カエルの像が点在。なんでもカエルは、ここの神社で猿田彦大神のお使いとされているとか。

手水場にいるカエルに水を掛けると、お願いごとが叶うそう。ミモロもさっそく水を掛けます。

無事にカエル、お金がカエル、若ガエル…とのご利益があるカエルの御守もありました。カエルの口の中には、おみくじが・・・・。

「京都にも、猿田彦さまをお祀りした神社があるよねー。なにか行きづまりを感じたら、お詣りにいくことにしよう…」。みちひらきの神さまでいらっしゃる猿田彦大神さま…ぜひ、なにか悩んだら、新たな道へと導いてくださることでしょう。


<旅のおすすめのお食事処>
二見ヶ浦から、ミモロが、昨日、ご紹介した観光船の乗り場がある鳥羽駅の手前の国道沿いに、青い看板が目印の「魚々味(ととみ)」という食事処があります。魚好きのミモロは、偶然、この前を通り、「どうも…ここには、美味しそうなものがある…」と、鼻をピクピクさせ、立ち寄った場所です。なんと、ここは、この辺りで漁をする「鳥羽磯部漁協」の直営食堂で、三重県初の漁協直営海鮮食堂だそう。

さすが、漁協の直営だけあって、魚はすべて、その朝に水揚げされたもの。その新鮮さは、抜群です。

「わーどれにしようか迷っちゃうー」とミモロは、おしながきを見て悩みます。「だって、どれも美味しそうだし、なにより、すごくリーズナブルなお値段…信じられない・・・」と、おしながきの段階から興奮気味。


「どれもおすすめですよ…」と。ますます悩むミモロです。

ミモロがやっと選んだのは、「魚々味定食」1500円 たっぷり分厚いお刺身の盛り合わせ、かき揚げ、小鉢、デザート、ご飯、汁物、香物のセットです。

「えーこれで1500円!さすが新鮮なお魚、歯ごたえも味も違う…。かき揚げもカラリとして、近海の小魚なんか使ってるんだって…。わーこのお味噌汁もいいお味…」と、大満足のミモロ。

ランチのみの営業で、11:00~15:00 水曜休み 


「オープンして4年、新鮮で美味しい鳥羽の海の恵みを使った海鮮料理を多くの方に味わっていただきたいですねー。週末は、かなり混雑して、時間によってお待ちいただくこともあると思いますよ…すみません」と、明るい店長さん。

「今度は、絶対、お腹をたくさん空かせて、このお店の人気メニューの『組合長定食』(3500円)食べるんだー」と、張り切るミモロ。でも、1500円の定食でもかなり食べごたえがありました。

ぜひ、行ってみて下さい。美味しい魚に敏感なネコのミモロのおすすめの食事処です。詳しくは、ホームページで。


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コメント (3)
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