新年度。各番組もいろいろ新しくなりましたね。
『みんなの手話』、毎年見ています。時々方針など変わるようで――。
きのうは、その第一回。
‘ろう文化’とは――。‘手話’っていうのは――。
「こうです。覚えてくださいね☆」
……なんか、楽しんで知っていく、学んでいく、というよりも、
教わる。教えてもらう。とにかく覚えないと。という空気を感じました。
そして、「ろう者というのは、日常的に手話を使う人のことです」と言ったと思います。
は…?
net辞書で改めて確認しましたが、
「聾(ろう)――耳が聴こえない人」とありました。そうですよね。
実際的に、私みたいに、
聾ではない(4級です)。全く聴こえないのではなく、かすかに ぼんやり なんとなく聴こえる。けど、話はほとんど聴き取れない。何語かもわからないことも多い。
そんなようなことで、手話を学んでいる人って、私だけではないのでは?
そして、
失聴――聾になったけど、まだ手話を知らない人だってたくさん。
ちなみに、
区役所の窓口で質問して「聴こえないので」と言ったら、即、手話で応えられ、戸惑ったことが。
‘聴こえない人’ = ‘手話を使う人’ ではないのですよ。
・・・・・
ちょっと考えて、これは「この番組では(又は、私たちは)こう言っています」くらいのことなのかしら?と思いました。
私って、頭 カタイよね、って時々思います。どうしても気になってしまう。それでエネルギー無駄に使ってしまい、しんどくなったり。
こういうことを気にせず、さらりと流してしまえる方が、ラクに生きられるのかな。。
(何年か前のこの番組では、ある若い人が、講師と手話でポンポン冗談を言い合って、ユーモラスでとても楽しかった
自分もあんな風に、手話で冗談とか言い合って、顔を見合わせて同時に笑い合ったり出来たらどんなに楽しいだろう
と、
もっと手話を身に付けたい、という思いが自然と涌いてきたものです。)
本文とはゼンゼン関係ない写真ですが、樹の洞に、タンポポが根を張り葉を広げ、イモリ(?)が棲んでました。こんなところにも一つの生態系、共生世界があるのね、なんて。