michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

“援助”というのは…、    〔活動〕

2009-05-30 07:58:11 | Weblog
キウリちゃんたちは、
まるで音を立てるように
ニョキニョキと伸びて、
もう、葉が2枚。

定植の準備に追われている。



薔薇も咲いてきて、通るたびに、湧き出てくるように感じられる。



『地球のステージ』の2冊は、
とても感慨深かった。

桑山さんは、これまで様々な活動をされ、
その中には、
落ち込んだり、恥ずかしいような思いをしたり、
といったこともあり、

そこから大切なことを学んでこられた。

そういうことを、ありのまんま話してくださっていて
とても親近感が涌き、想いを共にすることができる。

ある難民キャンプでは、
大型トラックいっぱいの援助物資(衣類)を
倉庫に収納するのが、最初、とてもタイヘン!と思ったとか。

そして、それを、一軒一軒に配っていくんだけど、
「なんで、同じ人間のお前らから、
物を恵んでもらわねばならんのかなあ・・・。」
と何人かから言われてしまったとか。

  (そのあとの活動が、素晴らしい展開になるんだけど。)


それで思い出した。

私は、10年くらい前だったか、
アフガニスタンへの援助ということで、
セーター類を集めて、送る活動に参加したことがあった。

メンバーは4人くらいだったか。
そのうちの1人だった。

「もし、余っているセーターがあったら」と、
職場全体に呼びかけたら、
予想を遥かに上回るほど集まり、
箱詰めが、大仕事になった。

その作業も、呼びかけると、
入れ替わり立ち代り、10人くらい来てくれたかしら。

毎晩、それぞれ仕事が終わってから寄って、
ワイワイと作業した。

とても寒いのでセーターが、是非欲しいんだけれど、
こうこう、こういうものは要らないとか、
動物の絵のついたものは絶対に着ない、とか、
きちんと洗濯してあるものとか、
細々と規定があり、

それに添って選別し、きちんと畳んで箱詰めしていった。

こちらの判断基準は捨てて、
アフガニスタンの人が喜んでくれるもの――、
と想いを巡らせながら。

とても貴重な経験をさせてもらったと、
心に残っている。


だけど、桑山さんの話を聞くと、
現地に着いてからの作業の大変さ、
そして、現地の人々の心情、
そんなところまで、とても思いが及んでなかった…。


良かれと思ってやっていても、
知らないうちに、
思いもよらないことになることもある、
ということを、
頭の隅に置いておくことだ、
と、改めて思った。
コメント (2)
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