波乱万丈 乳がん転移ライフ!

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息子の「2週間の自宅待機」と私の「1か月の在宅勤務」~これってやっぱり普通じゃない

2020-04-10 23:54:31 | 最近の出来事
今週は、政府から私の住む地域も仕事をする地域も含めて「緊急事態宣言」が出され、
私の会社も対象地域のオフィスは全て閉鎖、社員は原則的に全員出勤停止の在宅勤務となりました。

どうしても出勤する必要がある場合は、会社に申請して許可を取り、しかも公共交通機関での出社は禁止・・・
何と窮屈なものかと思いますが、今はそれ位しないと簡単に収束させることは難しい・・・

そして、カナダから帰国後、2週間の自宅待機期間を送っている息子と二人で自宅に籠りっきりの週となりました。
明日で待機期間の終わる息子は、やっと持て余していたエネルギーを発散することが出来るようになります。

自宅待機とは言え、さすがにずっと家に籠っているのも難しい年頃でもあり、毎日夕方暗くなってから、
ジョギングも兼ねてこそこそと出かけ、誰もいなくなった公園で一人バスケをして汗を流していました。

出かける時はエレベーターも使わず、こっそり行ってこっそり帰ってくる、まるで隠密暮らしのようでしたので、
明日からは堂々と出かけることができ、やっと会いたかった友人(彼女?)とも会うことが出来るようになります。

息子が帰ってから、元々彼の陣地でもあったソファー周辺はあっという間に占領され、元通りの散らかりように・・・
そして、ピアノやギターが置いてある部屋は専用のスタジオとなり、一日中楽器の演奏と歌声が響いていました。

半日在宅勤務から終日在宅勤務となった私は、仕事中は爆音に近い息子の演奏と歌をBGM(?)に、
一日座りっぱなしのPC作業で、背骨や肋骨の痛みも強くなってくるため、立ったり、ストレッチしたり・・・

それでも慣れない一日中の在宅勤務にどっと疲れ、息子のいない隙にソファーに横になるとそのまま爆睡し、
気がついたら1時間近くも経っていて「いかんいかん・・・」と仕事に戻る日々・・・

在宅勤務を始めた頃は、「これこそ近未来の働き方だ」と時代の先取り感もあってワクワクしたものですが、
やはり人間は休みでも仕事でも一日中家にいるのは、身体的にも精神的にも決していいものではない。

しかも、在宅勤務は始まりも終わりも休憩もあいまいで、オンとオフの切り替えが難しく、メリハリがつけにくい・・・
仕事をする場所を考えて、家の中でオンオフの空間の工夫するなど自分でメリハリをつける必要がありそうです。

まだまだ終日在宅勤務も始まったばかりで、少なくとも1か月は続きます。場合によってはそれ以上も・・・
来週からは、家の中の色々な場所でやってみて、自分にとって一番集中して落ち着ける場所を探してみます。

息子も、2週間の待機期間が明けても学校が始まるのは5月6日で、まだ1か月の長い休みが続きます。
やっと待機期間が明けても、自由度の少ない外出自粛期間となり、まだまだ通常の生活には戻れない・・・

これは我が家に限ったことではなく、多かれ少なれ日本全国、また世界全体の共通の課題でもあり。
ところで、こういう不自由な生活になってみて突然思い出したのが、私が子供の頃の母親の日常・・・

朝、家族を送り出して掃除や洗濯をしたら、お弁当を持って近くの工場に行って顔なじみとワイワイと楽しく働き、
帰ったら内職をして、そうこうしている内に子供たちが帰ってきて、夕飯を作って、父親が帰ってきて・・・

そして、毎日ではないものの夕飯を食べた後にママさんバレーに行って・・・

今思い返すと、ずっと何らか働いていた母親ですが、こういう自由に働きながら楽しむ生活が出来ていたことが、
一番幸せだったような気がします。

今は緊急事態で仕方ありませんが、「働く」「生活する」「楽しむ」ということを考え直す機会にしたいものですね。

2020年4月10日


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