波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

息子の「カナダ留学記Vol.1」を代わりに書いてみました~こういう時だからこそ旅行気分で

2020-04-18 00:00:04 | 息子の成長
「緊急事態宣言」がついに全国に拡大されました。
都市をロックダウンしている国のメディアからは、日本の対応は「生ぬるい」だの「遅い」だのと批判もありますが、
ギリギリのところで持ちこたえていて爆発的な感染を防いでいるのは事実・・・

日本の自粛要請という一見ソフトな対応は、日本人一人ひとりが自己管理できる力を問われている気がします。
上からの強制ではなく、各自がそれぞれの立場で何が大事かを考えてこの事態を収束させることが出来れば、
最終的には日本モデルの危機管理対応として高く評価されるのでは・・・とも感じています。

そして、こういう時だからこそ旅行気分で、息子からヒアリングした「カナダ留学記」を書いてみようと思います。

8月5日、同じ団体で同地域に留学する31名(女子25名、男子6名)がトロントのピアソン国際空港に降り立つ。
最近は、どの留学団体でもどの国への留学でも女子の方が多いのが特徴・・・女性の時代の象徴ですね。

空港に到着後、3週間の研修を受ける学校にバスで移動し、各自ホストファミリーお迎えの車で各家庭に・・・
大勢のファミリーが、自分の名前を書いた紙を掲げて出迎えてくれるのは、なんて素敵な光景なんだろう。

息子のホストファミリーは、両親と19歳のホストシスターの黒人家族で、それ以外には犬が一匹・・・
ホストファーザーはカナダ人ですが、ホストマザーはスイス人でフリーのインテリアデザイナー・・・

ホストシスターは大学生で、ホストファーザーは毎日夜遅く、仕事は何をやっていたか覚えていないとのこと・・・
最初は慣れない環境で、英語を聞くのも話すのも必死なので、覚えていない気持ちもよく分かります。

敬虔なクリスチャンの家庭で、毎週欠かさず水曜日の夜と日曜日の朝は教会に連れていかれることに・・・

ある日は特別なミサだったようで、結構遠くの教会まで行き、夜7時から夜中12時くらいまで礼拝が行われ、
まだ英語に慣れない息子にとっては地獄だったよう・・・教会を地獄と表現するのもなんですが・・・

飼っていた犬は、茶色のヨークシャー・テリアで、フサフサ毛にクリッとした目がたまらなく可愛い子犬で、
お互いにバスケ好きのホストファーザーとバスケの話をしながら犬の散歩をしたのが良い思い出・・・

平日は、路線バスで学校まで通い、ESLクラスで一日中英語漬けの毎日・・・さぞ大変だったろうと思いきや、
一緒に行った日本人31人だけのクラスのため、日本の学校の一つのクラスがそのまま出現したような感じで、
和気あいあいとして楽しかった様子・・・そこで仲良くなって今でもSNSでやりとりをしている人も結構います。

とにかく現地でバスケを存分にやりたかった息子は、放課後はホストファミリーの近くにあるバスケコートに通い、
ひたすらシュート練習に励みつつ、他に人が来るとすぐに打ち解けて3人制バスケ「3on3」を楽しんだようです。

研修期間も終わり、正式な学校とホストファミリーのいる場所に移る前には、ホストマザーがTシャツを買ってくれ、
食べたいものをお腹いっぱい食べさせてくれたようです。

その時に本人の希望で買ってもらったTシャツが、留学直前に米国のMBAで初優勝したカナダ唯一のチーム、
「トロント・ラプターズ」の中心選手でMVPも獲得した「カワイ・レナード」の柄が入ったもの・・・

そして、そのTシャツが、新しい学校でもすんなりとクラスに溶け込めた貴重なツールになったようです。
正式な学校に移ってからは第二弾ということで・・・次に続く。次回をお楽しみに・・・

2020年4月17日


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