波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

サンドの「病院ラジオ あの子どうしてる」~病気に負けない明るい子供たちから受ける力

2020-06-27 00:40:47 | 感動の出来事(テレビ番組)

ちょうど1年前に、サンドウィッチマンが「国立成育医療研究センター」内に開設したラジオ局で、
難病の子供や家族とトークするというNHKの単発番組を観て感動したことをブログに書きました。

出演していた子達や家族の明るい印象が強く残り、それぞれの出演者のこともよく覚えています。

今週「病院ラジオ あの子どうしてる?」というタイトルで、前回出演した子供たちや家族と1年ぶりに再会し、
リモートながら改めてその後のことをトークしたり、リクエスト曲を流す番組が放送されました。

今回、改めて難病を抱えた子供たちや家族が、病気を日常のこととして普通に付き合いながら、
明るく前向きに生活している様子が伺え、また個性豊かな子供たちにも再会できて嬉しかったです。

1年ぶりに再会した子供たちは、退院していたりまだ入院中だったり、進学や就職など、
環境もそれぞれに変化していましたが、改めて感じたのはとにかく明るく逞しいということ・・・

病気だから・・・というのではなく、相当大変なことを普通に日常のこととして生活している強さや、
病気も含めてそれが自分そのものなんだと自然に受け入れている前向きさ・・・

太陽光に弱く紫外線をカットするシールドを被って日傘をさして生活していた小学校1年生の子が、
「なんでそうなの?」って訊く友達に「これが〇〇(名前)なんだよ」って答えたことが驚きでした。

今は2年生になりましたが、外で出来ないにも関わらず体育が好きで、時々意地悪する友達に対しても、
「悪いことをしなければ、実はいいやつなんだ」と考えるカッコよさは変わっていませんでした。

3人の子供全員が肝臓の病気を抱える母親は、今年息子に肝臓を提供する予定だったのですが、
母親の分は先々のためにとっておいた方がいいと、おじいちゃんが肝臓を提供したようです。

病院の中にある学校に行きたくないと言っていた子が、前回の約束通りにちゃんと学校に行っていたり、
高校に進学した子は、番組をきっかけに新しい友達が病気に興味を持ってくれたり気遣ってくれたり・・・

身体的な成長を阻害されている女の子は、入退院を繰り返しながらも通信制の大学に進学していて、
将来はプログラマーになることを目指して勉強に取り組んでいるようです。

オペラ歌手を目指して音楽を勉強中の女の子は元々の病気に加えて新たな病気も発症していましたが、
ずっと病院コンサートも行っていて、前回の放送でも素晴らしい歌唱を披露してくれました。

今回も透き通ったソプラノで「オーバー・ザ・レインボー」を歌って感動させてくれましたが、
歌で何を伝えたいかとの質問に「感謝」と「未来が拡がるイメージを持ってもらえたら」と・・・

多分、自分でも未来が拡がるイメージを頭に描きながら歌っているんでしょうね。
彼女の屈託のない明るさと透き通った歌唱は、病院でも多くの人に勇気を与えているのだと思います。

大変なことを抱えながらも自然で明るく前向きな子供たちのエネルギーと生命力を感じていると、
コロナごときの大変さなんてどうってことない・・・とさえ思えてきます。


2020年6月26日

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