波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

精神科・・・受診してよかった

2011-06-14 15:12:40 | 精神科診察
前後してしまいましたが、9日(木)は、精神科受診日でした。
空港のような外来センターかnら道路挟んで少し入った、少し古めの病棟。
術後の気持ちの落ち込みが激しかった時に何度か通った場所。
7年程前と中の様子は特に変わってないな。

受付して、問診票(今の気持ちや普段の気持ちを5段階で示すテストみたいなもの)書いて、
呼ばれたら、先週の緩和ケアの看護師さんも同席していてくれた。

精神科医師・・・恐らく40代講師の肩書、同年代だね。仕事人として脂の乗りきった年代。

精神科医師  「○○さん(緩和の看護師さん)からもお話を聞いています。
今まで治療がんばってこられて、色々勉強もしていると聞いていますよ。
今どんな気持ちですか。」

私   「・・・・・・・・・・・・今まで順調に治療して、抗がん剤もよく効いて、しかも昨年は肝臓も
  手術できて、内臓もきれいになったし、やっと治療も一段落できると思った矢先に、
  腫瘍マーカーが上がり、このへんの(手で触りながら)脇や胸壁や背中や、皮膚にまで
  新しいしこりが出てきて、しかも見て触れるので、それが今ものすごいストレスなんです。
  抗がん剤も今までのようには効いてくれないし、毎日新しいしこりや、しこりの変化に
  気づいてしまうようで、もう嫌なんです。(ご想像おりこのへんではビービー泣いてるよ)
  痛みの方はオキシコンチンで何とかコントロールできているんですが、こちらのしこりや
  皮膚転移の方は、先々のこと悪い方に悪い方に考えてしまって、不安に怯え生きていくのに
 疲れました。・・・・・。」            
                     ↑

 先週、緩和の看護師さんに話した内容とほぼいっしょだったので、その時の会話の記事コピペ
 しました。

精神科医師  「本当に今まで頑張ってこられたんだね。今治療に疲れてしまっているね。
       正直な今の気持ちを吐き出せてよかった。心が折れそうになっているんだよ。
       心と身体はリンクしているからね。だから、ここに相談しにきてもらって良かった。
       ちゃんと心のケアすれば、結構乗り越えられちゃうことも多いよ。
       そうすれば、また自分の身体と向き合える。

       落ち込むことは考えないようにしようと思うことも、それはそれで疲れるし、
       考えないようにしようと思うこと自体が無い状態にすべきだよ。
       薬の治療では、脳のセロトニンを増やしてあげれば、病状の気になるところ
       があっても、ひっかかりがとれて、ラクになります。(今の私はセロトニンが
       少ない状態。知識としてはわかっている。朝日浴びるとセロトニン増えてうつ
       病の予防になるというヤツね。)

       今が気持ちの切り替え時。今までのアッピアさんのように、正面切って「がん」
       と向かい合って「すもう」とっていては疲れますよ。
       そうではなくて、「がん」と寄り添う方法もあるんですよ。
       急には無理でも、「すもう」ではない方法で、薬も使いながら、
       病と向かい合えるようになります。
       「~すべき」理論からの脱却なんです。もっと自分の気持ちペースを大切に
       マイペースでいいんです。・・・・・。」

いつしか、泣きやんで、聞きいっていた。
精神科の先生は、ひたすら聞いてくれるだけで、こちらの支えになるような言葉、
きっかけは発してくれないもんだと思っていたが、今日の先生はは違った。
初日からきっかけをくれた。ありがたかったし、うれしかった。
       
病気と「すもう」とらずに寄り添うって、まだピンとこないなあ。
いわゆる共存てことかなあ。そこにあることを許すみたいな。
「がんは無くさなければならない」理論の脱却?
確かに、今の自分の足元の目標は、体調を維持して日々充実&楽しい生活を送ることだったはず。
ならば「すもう」ばかりとらなくてもいいのかも。
うんうん、今までの闘病・治療で疲れたのは確かよね。
自分でも感じていたけど、転換点だったんだ。自分を変えていけるかな、少しずつね。


 薬の処方  パキシル  5mg 夜1錠(最初の1週間)
         同上  10mg 夜1錠(次の1週間)

 様子を見ながら増やして、適量を探っていくらしい。
 次回診察は、点滴日に合わせて2週間後。ちょっと長いな。
   
 まずは、1日1日を丁寧に生きよう。





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6 コメント

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Unknown (まこちゃんです。)
2011-06-14 17:32:35
こんにちは。

本日は、病院を掛け持ちで受診しました。

嬉しい事に、ある先生が、「20年でも、再発しながら、元気に、生きている方がおられますよ。」「まだ、打つ手は、あるのだからと」
お言葉を頂き、元気になって帰宅しました。

ホルモン治療は、鬱になる可能性もあるそうです。私も、相談してみます。


返信する
軽くなる (ながなが)
2011-06-14 18:12:53
お金では買えない 先生や看護師さんのことば 否定しない 前向きになれる言葉 生きる元気をもらえるね~ そう 無くすのは難しい 共存 わかっていても 頭でわかっていても 中々飲み込みにくいよね~ いつも ありがとう
返信する
まこちゃんさん (アッピア)
2011-06-15 15:15:40
先生から前向きな発言、百人力ですね。
気持ちが元気になるって、どんな治療よりも
すばらしい、と思います。

お互い、もっと元気になりましょうね。
返信する
ながながさん (アッピア)
2011-06-15 15:19:21
まさに、私が今感じているコメント、ありがとう!
そうだね、先生や看護師さんの、元気になれる言葉は、お金では買えないものね。

「がん」に寄り添う向き合い方、私の課題です。いろいろ工夫してみます。
返信する
ステキな先生ですね! (空いあお)
2011-06-15 19:30:22
良さそうな先生に出会えて良かった~。
強力なサポートをしてくれそうですね。
体を疲れさせないでのんびりやりましょう。
いつでも応援していますよ。
返信する
空いあおさん (アッピア)
2011-06-15 22:24:43
そうですね、良い先生との出会いですね。
主治医以外にも、いろいろな所にサポートしてくれる人がいると思うと、
心強いです。

のんびり、リラックスしてやっていきたいです。
返信する

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