波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

「足が機能停止となり『緊急入院』そして『緊急手術』」~1ヶ月と1週間振りにブログ復活します

2018-04-14 22:09:39 | ごあいさつ
アッピア夫です。

前回の「脊髄腫瘍」発症の記事から、約1ヶ月と1週間振りにブログを復活しました。
実は、ちょうど1週間前の土曜日に退院したのですが、背中の手術跡が痛くてブログが書けず、
やっと今日更新できた次第です。

前回の記事に対して、たくさんの励ましのコメントをいただき、本当に有難うございました。
また、同じ病気で手術を受けられた方や、同じような症状の方のコメントは大変有難かったです。

前回の記事を書いた後は、このブログのタイトル通り正に「波瀾万丈」の1ヶ月となりました。

あの後も、背中から脇腹、肋骨にまたがる胸部全体の痛みは激しさを増すばかりで、
痛みで朝3時~4時頃に目が覚めていたのが、眠っていられる時間がどんどん短くなり、
ついに夜中の1時~1時半位に目が覚めるようになり、睡眠時間は2時間位しか取れないように・・・

目が覚めると相変わらず横になっても座っても激痛が襲ってくるため、
朝の用意をする時間までは立ちっぱなしで痛みが少しでも治まるのを待つことになるのですが、
じっと立っているのも辛く、憑かれたように家中のあらゆるところを片付けながら時間をつぶしました。

更に、仕事では激痛のため座っての仕事が困難となり、研修室にある講師用の少し高いデスクに、
空き箱を組み合わせて急ごしらえの立ちデスクを造り、PC作業は終日そちらでやることに・・・
それでも、人との面談だけは立ってやる訳にもいかず、痛みとの闘いでした。

夜中の1時頃から家で立ちっぱなしの上、会社でも終日ほぼ立ちっぱなしで仕事をするので、
当然のことながら夕方には疲れ果て頭が朦朧として来るのですが、足だけは全く疲れない・・・
つまり、その頃には足は疲れさえ感じない程の麻痺状態となっていました。

足が麻痺状態のためまともに歩くことも困難となり、登山用のストックを杖代わりにして、
ヨロヨロと何とか会社まで辿り着き、仕事が終わればまた家まで何とか辿り着く・・・
そんな状態を1週間ほど続けていました。

4月2日入院、4月4日手術と予定が決まったので、何としてでもそれまで持ちこたえなければ・・・
との思いだけで何とかこなしていたものの、そんなハチャメチャな生活が長く続く訳もなく、
ついに3月20日の夜中に目が覚めると足が機能停止状態に・・・

背中が激痛のため起き上がりたいのに、足が全く動かないため起き上がることも出来ず、
何とかリビングまで足を引きずって這って行き、朦朧とした状態でリビングの床に転がっていました。

その日は幸い息子は学校が休みだったため、明け方に起きて来た息子に
「足が全く動かなくなったため、入院準備を手伝って病院まで連れて行って欲しい」旨を伝える。

息子に簡単な朝食を用意してもらい、動かない足を引きずりながらカバンに入院用品を詰め、
着替えをして会社や病院に連絡を入れ・・・

そうこうしている内に、たまたまその日が2週間に一度のハウスクリーニングの日だったために、
外国人のクリーニングスタッフの方が来訪・・・

日本語が充分ではない上に、こちらの事情も全く判らないクリーニングスタッフの方は、
「後よろしくお願いします。事情があってこれから病院に行きます。」とだけ言われて、
床を這いながらあたふたと出かけて行く親子にさぞビックリしたことでしょうね。

そして、その日はそのまま入院し、その日の夜に緊急手術を受けることになります。

前回、「桜が咲く頃、私はもしかしたら病院のベッドの上にいるかも知れません」と書きましたが、
本当にその通りとなりました。

長く書いていると背中の手術跡が痛んできますので、入院後のことは改めて書きたいと思います。
色々と後遺症があり現在は自宅療養中ですが、まずは無事に退院したことをご報告します。

2018年4月14日


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2 コメント

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Unknown (kuisinbon)
2018-04-16 01:05:55
アッピア夫、息子様。
自由に動けない状況、読ませていただき、胸がぎゅーっと締め付けられました。大変ですね。
でも、でも、その前にブログが更新されているのを見つけ、胸がかーッと熱くなりました。
久しぶりにお会いできた事、嬉しくて言葉にできません。
また続きを読ませてください。
きっと無理しちゃうのでしょうが、どうぞお大事になさってくださいね。
返信する
お大事にされてください。 (kan)
2018-04-18 12:53:55
アッピアさんのブログの時からずっと読ませて頂いており、はじめてコメントいたします。
前回のアッピア夫様の記事からずっと気になっておりブログを更新されたのが上の方と同じくまずは安堵致しました。
こちらでは想像もできない、耐え難い辛さの中で更新ありがとうございます。
息子さんも含めてお二人に穏やかな暮らしが訪れることを切に願っております。
返信する

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