波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

老舗レストラン本店へGO

2013-02-22 15:40:19 | 症状
今週も早くも週末ですね。ここ神奈川県も毎日寒いですが、インフルは免れています。
体調そのものは悪くないし、食事も美味しく食べられています。
ハラベンの効果は微妙ですが、右のしこりは順調に縮小、しかし皮膚転移と左脇のしこりが進行している様子で、
左腕はその影響で動かせる範囲がさらに狭まってます。浮腫みもこれ以上悪くならないようにしないと、
既に重だるく、鈍痛もします。もちろん肩こりも。

頭は見事坊主です。しつこいですが、1年3ヶ月延ばしてやっと脱ズラショートデビュー・春風になびく髪
・・・・・は夢に終わり、スタート地点へ。いや、脱ズラは完全にあきらめましたよ、今後も断続的にタキサン使う
計画もあるし、髪にこだわると悲しくなるからさ。今年の夏も風呂が早いぜ!

愚痴ではじまりましたが、実はここ1ヶ月、生きることに喜びを感じています。がん患者9年目にして
やっとそういう心境になれましたよ。理由というかきっかけは、手足のひび割れと爪囲炎(肉芽腫)が治った
ことでしょうね。タイケルブとゼローダを止めて、3週間後に治り始めてアッという間の完治。気が付いたら
手袋は使っていないし、ハンドクリームさえ忘れそうになる。やはりトイレのズボンの上げおろしがスムーズ
にできるということが一番嬉しい。全ての作業があんなに痛くて、日に20回ほど「ギャー」と雄たけびをあげて
いたのが、ホント今ではウソのよう。約4ヶ月間悪い夢でも見ていたのか。いやいや、あの痛みと辛さは忘れないけどね。

痛みなくあらゆる作業がサクサクできる今の生活は快適ですばらしい。当たり前の生活が有難い、
なんて口では言っていたが、今回まさに“実感、痛感”しました。
だから、今普通に生活っできることが嬉しいし、食事もお風呂も楽しみな時間なのです。
特にお風呂は、手足が痛かった時は苦痛の時間だったのに、今ではアロマバスタイムは、
最高のリラックスの時間です。キャンドルに火を灯して照明を消すと、そこは幻想的な癒しの空間。
音楽があると更に良いんだけど。
外出も多くなったし、久々にピアノでも弾こうかな、とか思える。

外出と言えば、病院内の老舗レストランの本店のフレンチのランチコースに、ブロ友さんと行ってきました。
外は雪がちらついていましたが、ゆったりした時間の中で美味しい食事をいただく幸せを噛みしめましたよ。
自分が治らないがんであるとかそういうことは関係なく、今この美味しさを五感で味わう。考えずに感じるだけ。
相方も同病でやはり再発治療中だから、気兼ねなく本音トークできる嬉しさもありますよね。


 
 
グリンピースのポタージュ、くるみパンと紅茶パン
 
 
手前はズワイガニの湯葉巻き、

アップルタルト

日比谷公園内にある「松本楼」でした。とても落ちつける大人の場所です。




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コメント (10)
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