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21日 トリスタン成田 と イゾルデ緑川  指揮・飯守泰次郎

2008-09-22 | ・メータ ・ゲルギエフ ・飯守
21日 R.Wagner "Tristan und Isolde"     1FIー11・15,000円・妥当な額
R.ワーグナー / 楽劇「トリスタンとイゾルデ」・ノーカット

 オケも舞台上とホールの器が小さい分音は直接に・・前奏曲から弦の響きも練れてます
一幕は音楽の流れが、掴み所が無い流れ??かな、妙薬から・・トリスタンとイゾルデの愛と死のテーマから俄然音楽が流れ、起伏ある音楽創造に・・
 二幕が絶品ですね、二重唱トリスタンとイゾルデと・・マルケ王の登場から舞台上の空気が一変し緊張感が漂う・・この辺はバレンボイムのトリスタを彷彿させます・・マルケ王・小鉄・・低弦の支えと、痺れる低音声域が素晴らしいマルケ王ですね・・・ 
 トリスタン イズルデと・・愛と死・生と死 昼と夜 明と闇 普遍な愛 裏切り・・最高の共振性を発揮した二幕ですねオケ特に弦群の健闘が・・ 
 三幕は最後のアリアまで・・長く感じました・・トリスタン成田、全幕コンスタントに調子を維持ですね、声量・歌唱も素晴らしのですが、心にしみてこない・・最後のイゾルデアリアも・・・・全体を通して、二幕は今一度観たい、聴きたいと想いましたが・・

 外来歌劇場が大ホールで行う楽劇より、今回のホールの大きさは歌手も無理に声量を上げる必要が無い分・・ホールの大きさと企画を良かったのでは14時ー18時45分(二回休憩20分)

指揮飯守 泰次郎
トリスタン成田 勝美 と イゾルデ緑川 まり
マルケ王小鉄 和広
クルヴェナール島村 武男
メロート青 素晴
ブランゲーネ福原 寿美枝
羊飼い近藤 政伸 舵手須藤 慎吾 若い水夫の声村上 公太
オケ・東京シティ・フィル    合唱東京オペラシンガーズ
構成・装置・衣裳イタロ・グラッシ 演出補佐菊池裕美子 照明鈴木尚美 舞台監督小栗哲家 合唱指揮四野見和敏
副指揮阿部 肇 プロンプター城谷正博 コレペティトール大藤玲子/篠原明子 字幕三宅幸夫 1


トリスタンと『トリスタンとイゾルデ』を1859年に完成した。
この時期には数人の女性と交際していた。特にチューリヒで援助を受けていた豪商ヴェーゼンドンクの妻マティルデ(Mathilde Wesendonck)と恋に落ち、ミンナとは別居した。この不倫の恋は『トリスタンとイゾルデ』のきっかけとなり、またマティルデの詩をもとに歌曲集『ヴェーゼンドンクの5つの詩』を作曲している。

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