熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

ザックジャパン

2012-10-17 19:41:17 | Weblog
サッカー日本代表、ザックジャパンは、16日、ブラジルとの親善試合をポーランドのウロツワフで行い、0―4で完敗しました。

これで、フランスを破った12日の試合と合わせ、ザックジャパンは、欧州遠征を1勝1敗で終えたことになります。

欧州遠征の成果ですが、私は、大きかったと思いますね。

フランス戦に勝って自信を付け、ブラジル戦の完敗で気を引き締め、W杯への課題も明らかになったという効果がありました。

本田選手は、ブラジル戦完敗のあとのインタビューで、「久しぶりに楽しいゲームだった。ブラジルにも勝ったのでは目標がなくなり面白くない」という趣旨の発言をしていました。

まったくその通りですね。

本番は、2014年のW杯決勝。

おっと、その前にW杯予選を通過しなければ。

油断大敵。








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共同研究

2012-10-16 19:46:32 | Weblog
iPS細胞を利用した心臓治療の発表が虚偽である可能性が高くなってきましたが、その報道で疑問点が。

問題の中心人物が書いた論文に、共同研究者として名前が記載されていた3人の研究者の内、2人は無断で名前を使用された可能性が高いのですが、もう一人の研究者(問題の人物の指導者だそうです)は、論文に共同研究者として名前を載せることを了解していたそうです。

当然、論文も読んでいます(共同研究者ですから)。

しかし、虚偽騒動が大きくなってから大学責任者と一緒に会見を行い、研究の中身はわからずに論文の内容を見て共同研究者として名前を載せることを了解したそうです。

これって、共同研究者ではないですよね。
指導者として論文の内容をチェックしたのであれば、共同研究者ではなく、指導者としてコメントをするのが常識でしょう。

共同研究を行っていないのに、共同研究者として論文に名前を連ね、問題が起こったら知らぬ存ぜぬは無責任でしょう。

この大学の研究レベルも疑わしい。






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校正

2012-10-15 16:22:36 | Weblog
パテント誌11月号に掲載される論文の原稿校正を行いました。

論文投稿時に5回以上見直したのですが、校正で3ヶ所の誤字脱字を見つけてしまいました。

誤字脱字を完全に無くすのは、至難の技ですね。

校正をお仕事にしている方のご苦労がわかりました。

さて、校正作業も無事に終わり、次は、共同研究セミナーの解説項目と講師の言葉を纏めて今月末までにセミナー開催会社へ送付しなければいけません。

この作業と並行して、次の論文テーマの検討を行い、こちらも今月末までに決定したいと考えています。

今年中に論文を作成して投稿したいですからね。






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ジャーナリストの資格

2012-10-13 21:06:14 | Weblog
「ハーバード大学の森口尚史客員講師がiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った世界初の臨床応用を実施」ー。読売新聞が2012年10月11日付朝刊で報じたこの「スクープ」記事に次々と疑惑が浮上しています。

「スクープ」を受けて共同通信や日本テレビなどが後追いし、J-CASTニュースも読売の記事を前提に、緊急治療のルールが日米で違うことをテーマにした「iPS細胞使った治療が米国で実現」という記事を11日夜にサイト上に掲載してしまいました。

読売の一面トップの特ダネ報道から一夜明けた12日、毎日新聞は同日付の朝刊で「『初のiPS臨床応用』否定 米の大学『無関係』」という見出しの記事を掲載し、読売自らも「ハーバード大『森口氏と協力関係ない』」という内容の記事を報じました。

英科学誌ネイチャーのニュース(電子版)は12日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った世界初の臨床応用を行ったと読売新聞などで報じられた森口尚史氏が、ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった山中伸弥・京都大教授の論文などを盗用した疑いがあると報じたそうです。

次々と疑惑が浮上して、「iPS初の臨床応用」をスクープ記事として掲載した読売新聞は12日付夕刊で事実上の「白旗」をあげました。

天下の大新聞である読売新聞が、裏付けもしないで記事を掲載することは驚きというより、呆れてモノが言えませんね。

ジャーナリストの最低限の資格要件を満たしていません。

今回の誤報記事を書いた記者、その上司、そのまた上司は、どのような責任を取るのでしょうか。

ジャーナリストの最低限の要件を満たさない記者とその上司が書いた記事は、これ以外にもありそうですね。

読売新聞の記事の信頼性は、完全に失墜しました。

日本テレビも同様です。






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年金

2012-10-11 15:59:02 | Weblog
日本年金保険機構から年金支給額変更のお知らせが届きました。

平成24年度の支給額が記載されていて、この決定に不服がある場合は、60日以内に不服申し立てができるのですが、変更後の支給額が正しいかどうかを判断する資料が同封されていません。

そこで、昨年の支給額と比較してみると、支給額が少なくなっています。

これは、おそらく物価スライド調整のためだなと予想できますが、年のために年金ハローダイヤルに問い合わせをしてみましたが、何とも要領を得ない回答で、待たされる時間の方が多いので自分で調べてみました。

年金保険機構のHPをあちらこちら探していたら、次の記載に遭遇しました。

「年金額は物価等の変動に応じて改定(物価スライド)を行う仕組みとなっています。
平成23年の全国消費者物価指数が前年を0.3%下回った結果、年金額改定の基準であった平成22年の指数を0.3%下回りました。
このため、平成24年度の年金額については、平成23年度の年金額を0.3%引き下げる改定が行われましたので、「年金額改定通知書」をお送りしました。 」とのことです。

そこで、前年度の支給額に0.3%を乗じると、前年度と今年度の支給額の差額にほぼ一致し、納得しました。

上記の計算結果を支給額変更のお知らせに記載していれば、何の問題もなかったのに、相変わらず利用者の気持ちになって考えていませんね。

そういえば、だいぶ前に住民税決定通知のお知らせがあり、昨年度より税額が大幅に増額されていたので、おかしいなと思い問い合わせをしたところ、何と税額決定リストの上の人と間違えて計算されていたことが判明しました。

早速、再計算した通知書を送付してもらいましたが、そのままにしていたら、無駄なお金を支払うことになりました。

税金、年金等の役所からの通知はしっかりと確認しなければいけませんね。

公務員の仕事を信用すると大変な目にあいますから、自己責任で対応しましょう。






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論文掲載

2012-10-09 20:24:51 | Weblog
投稿していた論文の査読が終わり、掲載されることになりました。

私が書いた論文は「特許権侵害訴訟における均等論の適用 ― 特許発明の本質的部分の解釈についての一考察 ―」です。

特許権侵害訴訟における均等論適用の可否は、平成10年に均等侵害を認める最高裁判決(無限摺動用ボールスプライン軸受事件)が現れて、実務上一応の決着をみました。

最高裁判決後の下級審では、当初、均等侵害を認めるための第1要件(特許発明の本質的部分でないこと)に違反するとして均等侵害を否定する判決が多かったのですが、 最近の知財高裁で、第一審の「第1要件非充足を理由とする均等侵害否定」の判決を覆して均等侵害を認める判決が出され、「均等侵害の第1要件非充足だけで排斥するという安易な手法は、今後なくなるだろう」という見解もあります。

そこで、私の論文では、均等侵害を認めるための第1要件、すなわち、「特許発明の本質的部分でないこと」の解釈について最高裁判決を概観し、判決の再検討を行いました。

また、最高裁判決以降の裁判例について、「特許発明の本質的部分」がどのように解釈されているのかの検討も行っています。

更に、「特許発明の本質的部分」の認定基準についても検討を加えてみました。

論文は、パテント誌11月号に掲載されますので、ご一読頂ければ幸いです。








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ノーベル医学生理学賞

2012-10-08 22:16:44 | Weblog
スウェーデンのカロリンスカ医科大は8日、今年のノーベル医学生理学賞を、京都大の山中伸弥教授に贈ると発表しました。

皮膚などの体細胞から、様々な細胞になりうる能力をもったiPS細胞(人工多能性幹細胞)を作り出すことに成功し、難病の仕組み解明や新薬開発、再生医療の実現に向けて新しい道を開きました。

日本人のノーベル賞受賞は19人目で、2010年以来です。

医学生理学賞は利根川進さんに次ぎ25年ぶりで2人目。

同時に受賞するのは英ケンブリッジ大のジョン・ガードン教授です。

山中教授は、難しい核移植をしなくても、初期化できることを発見しました。

06年8月、マウスのしっぽから採った体細胞に四つの遺伝子を導入することで、様々な細胞になりうる能力をもつiPS細胞を作ったと発表し、07年11月にはヒトの皮膚の細胞でも成功したと発表しまし。

すでに特定の役割を持った体細胞を再び受精卵のような万能の細胞に戻す常識破りの成果です。

今回の受賞の理由となったのは、2006年、2007年の研究成果です。

5年〜6年でノーベル賞授賞は、異例の早さです。

それだけ優れた成果だということでしょうね。

東日本大震災以来、暗いニュースばかりの日本に久々の明るいニュースですね。

これで日本の研究の質の高さが認められ、世界中から研究者が集まってくることが期待されますね。

山中教授に続く若い研究者が大勢出てくることを期待しましょう。

それにしても京大は凄いな〜。





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セミナー講師

2012-10-07 19:59:11 | Weblog
先日、企業と大学との共同研究に関するセミナーの講師を務めてきましたが、そのセミナーを主催した会社から、共同研究に関する新しいセミナー講師の依頼がありました。

今度のセミナーは、「研究者・技術者がおさえておくべき産学間の共同研究開発の留意点」というテーマで、産学および他社との共同研究について、研究者、技術者が押さえておくべき法律知識について分かりやすく説明するというものです。

考えてみれば、共同研究の主体は研究者で、共同研究相手の選択、共同研究の実践、共同研究から商品開発への移行、商品化のすべての段階で中心的な人材として活躍します。

共同研究の主体である研究者が、法律専門家に相談しなくとも法的な観点から正しい判断ができるような知識を獲得することがセミナーの狙いです。

私にとっては新しいテーマで、準備に時間がかかりますが、やりがいのあるテーマです。

セミナー開催は3月ということなので、十分な準備時間がとれますね。

このセミナーの評判がよければ、本でも出したいですね。










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世界の大学ランキング

2012-10-06 20:31:37 | Weblog
英教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」は3日、世界の大学ランキングを発表しました。

首位は米カリフォルニア工科大、日本の大学はアジアでトップの東大が27位(昨年30位)と上昇したほかは順位を下げました。

このランキングは、研究者や企業の評価、論文の引用回数、学生1人あたりの職員数、留学生や外国人教員の比率など13の指標で評価します。

上位10校を米英が独占したが、米欧の大学は資金減などの影響で全般的に順位が下がったそうです。

逆にシンガポール国立大29位(同40位)、北京大46位(同49位)、ソウル大59位(同124位)などアジアの大学が順位を上げました。

上位200校に入った日本の大学は5校で、京大54位(同52位)、東工大128位(同108位)、東北大137位(同120位)、阪大147位(同119位)です。

いずれの大学も昨年から順位を下げているのが気になりますね。

大学のランキングが下がると、留学生の人気も下がるでしょうし、ますますグローバル化から置き去りにされそうですね。

大学関係者の奮起を期待したいと思います。

私の出身大学は何位なのかな〜。






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秋の散歩道

2012-10-05 23:03:38 | Weblog
毎日1時間程、健康のためにウォーキングをしています。

この季節は美しい花を楽しみながら歩くことができるので、1時間があっという間に過ぎていきます。

この季節の花といえば、彼岸花ですね。

小学校の側の小川の岸辺に咲いていました。











暫く歩くと、また美しい花が。




春の散歩道もいいですが、秋の散歩道もいいですね。






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