熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

朝日奈 宗太 さん

2007-08-21 16:08:03 | Weblog
弁理士研修e-learning「外国特許出願の実務(アジア)」を受講した際、なつかしい人が講師として講義をしていました。

朝日奈宗太さんです。
15年前に研究所から知財部門へ異動、無我夢中で特許出願の権利化・他社特許対応・外国出願業務と格闘し、何とか自立して仕事ができるようになったのが、異動から7年後でした。

そのとき、知財部門全体を見てほしいと当時の責任者に頼まれ、しかたなく知財部門責任者をサポートする業務につくことになりました。
このときに、一番大変だったのは、外国特許出願事務業務のマネージメントです。
当時、外国特許出願業務は、アウトソーシングに頼り切った仕事のやり方をしていたので、実務に精通した人はいませんでした。
特に、外国出願事務に詳しい人がおらず、アウトソーシング会社の言いなり状態でした。

これではいけないと思い、外国出願手続きの勉強を始めたわけですが、適当な参考書がなく、どこから勉強を始めてよいものか、大変迷いました。

そのとき、朝日奈宗太さんが書かれた「外国特許制度概説」をテキストに用いた外国特許法講座の募集があり、すぐに申し込みました。

この講座は、私にとって大変分かり易く、「外国特許制度概説」の本も実務参考書として、私の業務に大いに役立つことになります。

この本と講座がなければ、外国特許出願業務が現在のように自立した業務になっていることは難しかっただろうと思われます。

朝日奈宗太さんは、私の外国出願に関する専門的なスキルを向上させてくれた先生です。

暫く振りに拝見する先生は、お元気で何よりでした。
今後もお元気で御活躍できることをお祈りして、講座受講を終了しました。



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