懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしい物 木舟のある風景

2018年11月26日 | 懐かしい物

撮影場所 岡山市

岡山や倉敷は干拓地のため水路が張り巡らされている。

道路の整備が不十分で車も運転免許も持っていない頃は木の舟が農作物の運転手段であった。

水路もコンクリート張りでなく棒杭や石垣で土留めをしていた。

石橋や板橋も多かったと思う。昭和の時代には古い水辺の風景も残ってていたとおもう。

岡山や倉敷の水路や水辺の風景をなぜもっと撮らなかったかと悔やまれる。

私のブログを見た人が昭和の街並みのアルバムを見せてほしいと家にきた。倉敷の総合病院の医師をされている。

その人の生まれる5年前の写真であるがそんな懐かしい風景に興味があり本を買ったり図書館で調べたりしているそうだ。

昭和51年の高知市の写真集を四冊持参したので見せてもらった。高知市に出張に行った時に写真展をしていたので見て本を買ったそうだ。

若い世代の人でもこんな昭和の風景に興味があるのだ。

その写真集は武吉孝夫写真集の昭和51年を歩く高知市 ネットでも検索可

それを見ると水路や水辺の写真が多い。水路も時代とともに変化していったのだ。

水路用水 漁村 町並み 駅舎 線路とその土地ならではのテーマに気付き撮影すべきだった。