懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしい物 黒牛のいる風景

2022年05月10日 | 懐かしい物
撮影場所 広島県旧高野町

茅葺民家を撮る時にテーマを掲げた。
動物のいる風景として牛、馬、ヤギ、鶏、犬、猫を撮ろうと思った。
馬はさすがに難しく1軒のみだった。
牛は割と撮れた。広島の北部や島根には牛を飼っていて茅葺民家も残る。
それでも撮れたのは広島、島根、岡山、兵庫、大分、熊本、岩手だった。
熊本県だけは赤牛 肥後の赤牛といわれている。

牛は日本にいなくて朝鮮半島から船で渡ったといわれている。
古来の牛は山口県の見島の見島牛とトカラ列島のトカラ牛が特別記念物として保護されている。

明治以降は外国の牛と掛け合わせ大型化した。昭和30年代までは役牛としは農家にかわれていた。力の強い雄牛が重宝された。中国地方では雄牛を特牛(こっとい)という。岡山に来るまでこんな言葉は知らず。広辞苑にも載っているしパソコンも変換してくれる。
山陰線の西の端 角島の近くに特牛駅がある。難読駅名で有名。

今は農家で子牛を産ませセりに掛けて肉牛飼育牧場が育てる。



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