撮影場所 京都府南丹市
茅葺とススキは相性がいい。茅材にするだけに茅葺の風景によく似あう。
ススキも撮影は11月がよい冬になると穂が飛んでふんわりしたススキの穂でなくなる。10月初めは補が出たばかりで白くない。ふわふわと飛ぶ種は土をかけなくても発芽する。たんぽぽ.ワタスゲ.翁草.チガヤや茅の類は風に乗り種が飛ばされる。
ススキのある風景をモノクロで撮ると寂寥感がでる。
晩秋の物がなしさや人生の終末期を感じる。
次第に朽ちて行く茅葺民家と共に消えてゆく日本の風景でもある。
これから40年 50年後は建物や町並み人の暮しはどう変わるのであろうか
どんな物を撮っておけば懐かしい風景に感じるのであろうか
我々の生きた昭和の時代のようには大きく変わらないのではないかとも思う。
変わるとすれば過疎地の田舎や離島の暮らし人口の集中する都市部であろうか
ガソリンスタンドも消えるかもしれない。北海道のローカル鉄道も田舎のローカル鉄道も消えるかも
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