懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

古い町並み 民家は痛んだのが味がある。

2013年04月17日 | 古い町並み
撮影場所 倉敷市茶屋町(倉敷の東部、昔ながらの町並みが残っていた)
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「肉は腐りかけが旨く、民家は痛みかけたのが味がある」などと好き勝手な事をいっている。自分は住みもしないのに他人の家をこんなにいうのは無責任極まりない。

肉は腐りかけが旨いというが本当に腐りかけた物は食中毒をするだけだと思う。
ここでいう腐りかけたはした牛は死後硬直して肉が硬い、時間が経過してたんぱく質が分解しアミノ酸にかわる頃が柔らかくて旨みが出てくるという意味だろう。
冷蔵庫で10日くらい熟成させた時が旨いという意味であろうと思う。
若い頃、素潜りでサザエやアワビをよく獲りに行った。
獲って帰り生きているアワビの刺身を食べるがちっとも美味しくない。死んで硬直が解けて柔らかくなったものは旨みもでて美味しい。
魚の刺身は新鮮でないと柔らかくては美味しくないが肉屋や貝は柔らかく熟成したものが美味しい。

民家も痛みかけた物は耐え抜いて来た時間の長さを感じるとともにこの家もかっては美しく華やかな時があったと思うと郷愁を感じる。
家を建てた人、住んで維持管理した人、補修した人がいて今に残っている。









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